友情 ※22※ ページ22
『全てを知っている訳ではありませんよ』
愛を知りたい訳ではないの、知ったら私は普通ではいられないから。
でも、欲しいと思う矛盾した心がある。
そう、それだけの事だ。
セ「…そうか」
『スネイプ先生、過ぎた事は戻せないでしょう？』
貴方は一番それを知っている筈だ。
私は後悔しないようにハリー達を守っていくと決めたのだから、腕一本で足りるなら安いものだ。
そうでしょう？
ーーー
その夜また声が聞こえた。
ハ「ねぇ、また聞こえた？」
『うん…』
私達がキャロキョロしてると小さな影が私達の目の前に来た。
ドビ「どうも！」
ハ「ドビー？」
『か、可愛い！』
咄嗟にドビーを抱き締める。
ドビ「香・ダンブルドアが私をお抱きになった！」
ハ「なんでここに？」
『今までの嫌がらせはドビーだからよ』
ハリーは私の言葉にドビーを睨みつける。
ハ「君だったのか。危うく退学になる所だったよ！」
ハリーが叫べばドビーはビクリと肩を揺らした。
『ハリー、聞いてあげて』
ドビ「でもここからは離れられます。ハリー・ポッターは帰らねばなりません…ブラッジャーも…」
ハ「ブラッジャー？君が僕を襲ったの？」
ドビ「ドビーめも辛かったのです。自分の手にアイロンでお仕置きをしました」
『手をこっちに』
ドビーの傷を癒やしてあげれば涙目でドビーはこちらを見ていた。
ハ「さっさと消えないと僕が君を絞め殺しちゃうから」
ドビーは悲しそうにハリーと私を見てベットから降りた。
けれど着地に失敗してしまった。
ドビ「殺すと言われるのは慣れっこです！家族からは一日に五回も！」
ハ「どうして僕を殺したいの？」
ドビ「貴方様を殺すなんてめっそうもない！」
ドビーは悲しげに話し出した。
どうしよう、ドビーが泣いちゃう。
『ドビー、どうしてそんな格好してるの？いくらなんでも酷すぎるわ』
ドビ「これは屋敷しもべがドレイだというしるしです。ご主人様が服を下さった時に初めて自由の身になれるのです」
ハッと誰かが来る気配に私達は後ろを向いた。
ドビ「いいですか、歴史が繰り返されようとしているのです。ここにいてはなりません」
ハ「繰り返す？じゃあ前にも？」
ドビ「は！口が滑った！」
ドビーは薬のボトルを手に取り頭に叩きつける。
ドビ「ドビーは悪い子！」
『ドビー！やめて！』
ハ「ドビー！やめるんだ！」
ガシリとハリーがドビーの服を掴む。
ハ「前っていつ？今度は一体誰が？」
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彼岸花(プロフ) - ｾﾌﾞLOVEさん» ありがとうございます(*^^*)そう言って下さって嬉しいです (2020年8月29日 1時) (
レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
ｾﾌﾞLOVE - 面白いです！教授…教授ぅ……好きぃ……続き頑張って下さいｯ！応援してますｯ！！！！！ (2020年8月28日 20時) (レス) id: 782e9679bc (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - シーナさん» ありがとうございます(*^^*) (2020年3月12日 13時) (レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ - 面白かったです！続き、頑張って下さい！.+:｡ ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ ｡:+. (2020年3月8日 23時) (レス) id: e97b238670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2019年9月25日 18時
