友情 ※18※ ページ18
『何の用何ですか？今ここでは駄目ですか？』
いや、聞きたい事は分かっている。
私の言葉にスネイプ先生は眉を潜めた。
セ「くだらん真似はよせ」
『…私は嘘は言ってませんよ』
スネイプ先生の方を見ればジッとこちらを見ていた。
セ「お前は本当に味方かは分からんだろう」
『…その判断は正しいです』
私がいつ揺れ動くかは私にも分からない。
けれど、私はダンブルドア先生の孫として出来る事はやるつもりだ。
セ「ほう、認めると言う事か？」
『嘘はついていません。そして、私には自身の未来は分からないのでスネイプ先生の判断は正しいですよ』
ニッコリと笑えばスネイプ先生はイライラとした表情で私を睨んだ。
セ「回りくどい事ばかりだな」
『えぇ。あ…ハリーだ』
ふと、外を見ればハリー達がいた。
私もそちらに行きたいな。
ハリー達は何かを話していて、笑っていた。
セ「…チッ…早く入れ」
小さく舌打ちが聞こえたと思えばグイッと部屋に入れられた。
『わっ！』
セ「我が輩の質問に答えろ」
真剣な表情とスネイプ先生の手が私の逃げ場をなくす。
これは答えないと帰れないなぁ。
ーーー
セブルスside
セ「答えろ、何故あそこにいたのだ」
『…ロックハート先生のファンレターを手伝った帰りですよ』
何度聞いても同じ答えだ。
ロックハートも気に入らないがポッターは何をしていた？
セ「…何故手伝う必要がある」
『私だってそう言いましたよ。闇の魔術に対する防衛術だってスネイプ先生に教えて貰うって言ったのにそうゆう関係なのかとばかり言うから…』
詰まり私と香がそんな関係じゃないと言ったが聞かなかったからロックハートについていったのか。
それだけだが、心がざわつく。
セ「何故我が輩を呼ばないのだ？」
私なら助けられるだろう。
『スネイプ先生に迷惑がかかるでしょう』
セ「今更だ」
迷惑をかけてもいないのに、気にする必要はない。
ポッターばかり守って自分の事は疎かになっているのも気に食わない。
未来を知っているのなら回避する事も出来ただろう。
『スネイプ先生？』
私が考え込んでいれば心配して香は私の顔を覗き込んだ。
ふわりと薔薇のような甘い香りが香る。
香自身の匂いなのか薄れる事はなく甘く誘うように匂う。
セ「…朝食は食べる必要があるだろう」
朝食の席にもいなかったからまた何かを企んでいるのだ。
そう思ったが香は顔を歪めた。
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彼岸花(プロフ) - ｾﾌﾞLOVEさん» ありがとうございます(*^^*)そう言って下さって嬉しいです (2020年8月29日 1時) (
レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
ｾﾌﾞLOVE - 面白いです！教授…教授ぅ……好きぃ……続き頑張って下さいｯ！応援してますｯ！！！！！ (2020年8月28日 20時) (レス) id: 782e9679bc (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - シーナさん» ありがとうございます(*^^*) (2020年3月12日 13時) (レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ - 面白かったです！続き、頑張って下さい！.+:｡ ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ ｡:+. (2020年3月8日 23時) (レス) id: e97b238670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2019年9月25日 18時
