友情 ※14※ ページ14
ハー「だから私、ハリーたちを探しに行ったんです。それで見つけた時ハリー達は…」
そこでハーマイオニーは言葉を切り私たちに次を促した。
セ「何だね？」
ハ「食べたくないって言ったんです」
『それで戻ろうとしたらミセス・ノリスが…』
ダ「疑わしきは罰せずじゃ」
ダンブルドア先生の言葉にスネイプ先生はこちらをちらりと見た。
まだ言い足りないようだ。
フ「私は猫を石にされたんだ。罰を与えなけりゃおさまらん！」
ダ「君の猫は治せますぞ。スプラウト先生がお持ちのマンドレイクでな。十分に成長したら蘇生薬が作れるのじゃ、それまでの間みなくれぐれも用心することじゃ」
ダ「よいな？」
ダンブルドア先生が確認のように言った。
私たちはコクリと頷くしかなかった。
私たちは階段を上がっているとハーマイオニーが口を開いた。
ハー「何だか変よ、ハリー達にしか聞こえない声に石になったミセス・ノリス、変だわ」
ハ「あの声のこと、先生に話すべきかな？」
話しても良いが、きっと話さない方が良いだろう。
ロ「馬鹿いうなよ！」
ハー「駄目よ。それは魔法界でもヘンだと思われるわ」
『そうよね…』
ーーー
何故、朝からこんな人の顔を見ないといけないのだろう？
ため息が溢れそうになり、何とも言えない苛立ちがこもった。
ギ「香、話があるから私の部屋に来ないかな？」
『いえ、結構です』
ギ「もしかして、スネイプ先生に遠慮してるのかな？」
はぁっとため息をつく。
スネイプ先生はリリーの事を愛しているし、私のような子供が恋愛対象ではない。
目の前にいる余程頭のネジが外れているような大人ではないから。
『…違います』
ギ「で、では、私の部屋でファンレターの手伝いをして貰いたい！」
この人、本当に教師だろうか？
でも、スネイプ先生と私がなどと噂を立てられる訳にはいかない。
そうなると彼についていく選択肢しかない。
再度ため息をついて私は頭を抱えた。
『…朝食を摂っては駄目ですか？』
ギ「私がご馳走するよ！」
『…では、お言葉に甘えて』
ロックハート先生の部屋に入り浸っている方が噂が立つのではないか？
思う事は沢山あったが私はおとなしくロックハート先生の部屋へと入った。
ギ「朝食は何が良いかな？」
『何でも良いですよ』
ペラペラと無駄なおしゃべりをしているロックハート先生を他所に私は出された食事を平らげる。
この人に何かされるとかはないだろう。
だって、ヘタレだから。
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彼岸花(プロフ) - ｾﾌﾞLOVEさん» ありがとうございます(*^^*)そう言って下さって嬉しいです (2020年8月29日 1時) (
レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
ｾﾌﾞLOVE - 面白いです！教授…教授ぅ……好きぃ……続き頑張って下さいｯ！応援してますｯ！！！！！ (2020年8月28日 20時) (レス) id: 782e9679bc (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - シーナさん» ありがとうございます(*^^*) (2020年3月12日 13時) (レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ - 面白かったです！続き、頑張って下さい！.+:｡ ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ ｡:+. (2020年3月8日 23時) (レス) id: e97b238670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2019年9月25日 18時
