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インフルにかかってしまった 双黒 ページ10

奏sice
「大丈夫ですか?」

私は、上司の二人に声をかける

「私は、大丈夫だよ」

太宰さんが、体を起こして立とうとする

「ダメです!!安静にしてください」

無理矢理寝かせる

「お粥作ったんですけど、食べます?」

「「食べる/食う」」

二人の方に行き、お粥を渡す

インフルにかかったから、相当辛いだろう

「ねぇ、奏ちゃん食べさせてよ」

熱のある顔で、艶っぽく言われた

何ですか、その破壊力は、断れない…。

私は、太宰さんに食べさせてあげる

「ん、美味し」

「良かったです、子猫みたい…。」

もぐっと、食べる様子が猫を連想させる

可愛い、撫でたい

「君、熱が下がったら覚えておきたまえよ」

「はい…。すみません、可愛過ぎてつい」

「反省していないだろう…、本音が出てるのだけど…。」

私は、笑って誤魔化した

「ん、俺も食わせろ」

私は、中原さんの方に行く

やはり、可愛い。もう、撫で回したい

「中原さん、一生このままでいてください」

「あぁ?手前、ゴホッ、ふざけんじゃねぇ」

「はい、はい。安静にしてくださいね」

そっと、寝かせる

私は、一応太宰さんの恋人だ

まぁ、最近だけど…。

「君、何で中也の方に行くの」

「え?太宰さん行ったらダメなんですか?」

太宰さんが、私の腕を引っ張って太宰さんの隣に寝転がる

そして、抱き締められた

何ですか、この状況

「暖かいね、君は」

「そうですか?それは良かったです」

太宰さんが、でれているのか!?

「甘えてます?」

「そうだねぇ、中也に食べさせてあげたことに怒っているのだよ」

「え、あの、すみません?」

私は疑問形で謝る

悪いことしたっけ?看病したんだけど

「奏、俺んとこ来いよ」

わぉ、凄いイケボで言われる

「奏ちゃんは、私のだよ中也」

ガシッと、捕まれて逃げれなくなる

「太宰さん、苦しい、です」

「二人の時は、そう呼ばなくて良いのだよ?」

「あの、中原さんがいます」

「太宰、俺の存在を勝手に無視すんじゃねぇーよ!!」

こんなときにも、中原さんを弄るのをやめない太宰さん

「呼ばないなら、キスしてあげない」

「いや、移るのでしないでくださっ、んんッ!!」

しないでと、言ったのにキスされる

それも、長い方の…。

「俺もする」

駄々をこねるかのごとく、私の唇を代わる代わる奪う二人、病人だよね!?

「え、ちょっ…。ん、んんッ。」

さぁ、移ったでしょうか?

インフルにかかってしまったその後 双黒→←心中してくれるのかい!? 太宰治



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彼岸花(プロフ) - 桜唄さん» ありがと (2017年3月20日 17時) (レス) id: 81cc73b64b (このIDを非表示/違反報告)
桜唄(プロフ) - 彼岸花さん» はい。 (2017年3月15日 23時) (レス) id: 920de4e9ca (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 桜唄さん» え、本当ですか!? (2017年3月15日 23時) (レス) id: 96fec89993 (このIDを非表示/違反報告)
桜唄(プロフ) - 彼岸花さん» 済みません、もうはずせてようですよ? (2017年3月15日 22時) (レス) id: 920de4e9ca (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 桜唄さん» やってみます! (2017年3月15日 22時) (レス) id: 96fec89993 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸花 | 作成日時:2017年2月20日 18時

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