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第九話 ページ11
【次の日】
【場所:廊下】
「そういえば、本貸してもらうの忘れたな・・・」
いや、貸してもらうもなにも元々学校の本だけれども
それにしても綺麗な人だった。
絹のように長く綺麗な黒髪に、ターコイズ色の瞳、世間でいうモデル体型という奴だろうか。
まぁ、それだけだが。
今日くらいに本を渡してもらったら関係もきれる、それでこの関係はおしまいだ。
しかし、相変わらず廊下はうるさい。
またどうでもいい話題や、嫌い合いが始まっている。
その声を背景に俺はバックから本を取りだし、読み始める。
今回は何故人は争うのかを書いた本を読んでみる。
論文みたいなものだがそこには人の考えがあるのでそれなりに面白いし、勉強になる。
しかしそうこうしている内にチャイムが鳴ったので本をしまって、先生の話を聞くことにした。
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