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其の2 始まり、所謂幕開け ページ3

主人公Side


『よっしゃ!! 休暇だぜぇぇぇぇええ!!』

街のど真ん中で拳を突き上げ、歓喜を叫ぶ。

周りは何だ此奴って見てくるけど、そんなもんは気にならん!


今俺は最高に幸せだ!


さて、何して遊ぼうかな。久しぶりに外に出たからなあ。



ぶらぶらと歩いていると、ゲームセンターが。









よし、行くか。









◆◇◆◇◆

『ふぃー、遊んだ遊んだ』


日が橙色に変わり、この辺り一帯を染め上げていた。




俺の両手には沢山の玩具がある。ぬいぐるみとか、ゲーム機とか。


全部ゲームセンターで取ったものだ。


俺の能力なんて、こんなもんにしか使えねーからな。




ホクホクと歩いていると、河川の方にまで出た。









『................ん?』




何だあれ。


なんか、川に人の脚が突き出てるんだけど……



『あっ』


白髪の少年が飛び込んでった。






っおい。


ちょっと待てよ。アレ知り合いじゃね?


...........どうしよう、逃げるか。


そう思った俺は、河川を離れようとした時、


ガザザザザッ!!



『......』


フラグかよ…!!



荷物が坂を滑り落ちていった。


無論そこに居る二人が急に現れた俺に注目する訳で。








『あ、どうも』



苦笑いするしか無かった。



◆◇◆◇◆

『へぇー、お兄さん、敦さんって言うんだ』

敦「モゴ、うん」



何となくその場に居続け、成り行きで付いて行くことに。

後から来た国木田とかいう奴に申しわけなくなったので自分でカツ丼を買った。




敦「そう云えば御二人はどんな仕事をしているのです?」

『あ、それ気になります』


太宰さんはキリッと決めた顔をして、


太「なあに、探偵さ」




此奴胡散臭いな。




『ま、探偵なのは判りました。それで今日はどんな仕事を?』


国「虎探し、だ」

其の3 運命とは交錯する物だ→←其の1 ひどくどうでも善い事



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衣紋(プロフ) - 有栖さん» お読みいただきありがとうございます!!後々にわかりますので楽しみにしていてください! (2018年4月6日 19時) (レス) id: d3938a972f (このIDを非表示/違反報告)
有栖(プロフ) - 過去に何があったのかが、気になります (2018年4月4日 17時) (レス) id: e7a3c43521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:衣紋 | 作成日時:2018年2月1日 21時

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