告白 【山田二郎】 ページ17
半分ニートガール様からのリクエストです！
高校生...青春ですね！
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初めて出会った時
初めて話した時
どんな時も君は俺の目に可愛らしく映り込んでいた。
『明日の放課後、17:00に教室で待っていてください。』
おかしなところがないか何度も確認した文章。
バイトで貯めたお金で買ったこのプレゼント
全ては、今日のため。
目に前にいる、君のため。
「それで、二郎くん。お話って、何かな？」
キョトンとした顔で首を傾げる彼女。
耳に入ってくるくらい大きい鼓動を抑えつつ、一呼吸置いて口を開く。
「A、今日はお前に伝えたいことがあってきたんだ。
俺、お前と初めて会った時から、今までずっとお前のことが好きだった。
今も好き。これからもずっと、ずっと好きだから。
だから...
俺と付き合ってください！」
そう言って花束を差し出す。彼女の好きな花を12本入れた花束。
すると頭上から彼女の笑い声が聞こえる。
「ふふっ、ふふふっ。」
「な、なんで笑うんだよっ！」
思わず顔を赤くして顔を上げる。するとそこには俺の大好きな笑顔を浮かべた彼女がいた。
「だって二郎くん、いつも不真面目なのにこんな時に真面目になって...それがおかしくって...ふふふっ。」
「なっ...！そりゃ真面目になんだろ！...好き、なんだから...。」
「そっかそっかー。二郎くん私のこと好きなんだー。
私は、好きじゃないけど。」
「え...？」
さらっと言われた嫌い宣言。
そうか、俺振られたのか...。
居た堪れなくなって走って逃げ出そうとした時、彼女が一歩踏み出して俺のネクタイを掴む。
そしてグイッと引き寄せ、
「私は、愛してる。」
2人だけのこの教室で
2人の影が重なる。
【12本】...「私と付き合ってください」
忘れられても 【勘解由小路無花果】→←愛という名の 【神宮寺寂雷】
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桜月花(プロフ) - 蒼桜さん» コメントありがとうございます！本当ですね、ありがとうございます。直させていただきます！ (2019年6月2日 14時) (
レス) id: ab99525799 (このIDを非表示/違反報告)
蒼桜 - いつも楽しく拝見させてもらってます。独歩の話の中で【チグリジア】が【チグジリア】になってます。 (2019年5月5日 15時) (レス) id: d562e64b61 (このIDを非表示/違反報告)
桜月花(プロフ) - 0077さん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2019年3月9日 21時) (レス) id: ab99525799 (このIDを非表示/違反報告)
0077 - 初リク失礼します！！一二三さんのお話で女性恐怖症が克服できてなくて…みたいな感じのお話がほしいです！！ (2019年3月9日 17時) (レス) id: 7491c8000a (このIDを非表示/違反報告)
桜月花(プロフ) - 半分ニートガールさん» そうだったんですか！ちょうど推しをかけて良かったです！また何かありましたらぜひ、よろしくお願いします！ (2019年1月22日 18時) (レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜月花 | 作成日時：2019年1月19日 20時
