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「そういえば、Aさんってどこ行ったの？学校の指定する所…って言ってたよね？」
病室のドアから一番近いベットに寝ている緑谷くんの隣に丸椅子を置いて腰を落ち着けた。
他2人もいそいそと自分のベットに戻る。
「あー、結局ね、学校にいるんだ」
「学校！？学校でヒーローの職場体験が出来るのかいAくん！？」
怪我をしていても、相変わらずカクカクとした動きで飯田くんは問う。
それに表情を変えずに頷いた。
「オールマイト先生からご指名頂いて、」
「お、オールマイトからぁ！？」
「…ありか、ソレ」
驚愕の声を上げる緑谷くんに、首を不思議そうに傾げる轟くん。
緑谷くんはオールマイト先生の活動限界を知っているし、余計に疑問に思うところが多いのだろう。
「私の個性はどれだけ汎用性を極められるかだから…雄英なら色々なプロヒーローがいるし、」
「なるほど！Aさんの瞬間移動は今の所限界はないみたいだし、ほぼ完成されてるからどれだけ色々な方法を生み出せるかが一番の課題なのか…！いや、でももう一つの教えてもらった書き換えの能力の方は…」
「うわぁ、めっちゃ分析されてる…」
ブツブツといつものように考察モードに入ってしまった緑谷くんを見て笑う。
「それにしてもお互いに、とっても為になる職場体験になったねえ」
「…ゔ、」
嫌味を言ったつもりはなく純粋に言ったのだが、言葉が突き刺さった人がひとり…。
それを慌ててフォローすべく、緑谷くんが慌てていう。
「ま、まあ、もう飯田くんも反省したんだし…」
「…うーん、反省するなら正直緑谷くんの方がして欲しいなぁ。ヒーローになって私を助けてくれるって言ったのは誰だったかなぁ〜」
「ふぐっ、」
変な声を出して撃沈した緑谷くん。
そんな彼を挟んで向こうのベットにいる轟くんも、こちらを見ている。
「俺は、」
「轟くんは左が使えるようになってよかったね！」
「…Aさん…轟くんには随分優しいんだね…」
ははは…と渇いた笑みをこぼす緑谷くんににっこりと笑う。
「だって緑谷くんは毎回無茶してるでしょ？」
「…ぐぅ、」
「私も怪我とか人のこと言えないんだけどね。緑谷くんは目が離せないし…何より心臓に悪いしさ」
ご心配をおかけしてます…と呟くように言って、緑谷くんはベットに突っ伏した。
…別に責めてるわけじゃないんだけどなぁ。
まあ、良くも悪くも主人公らしい、よね。
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ヒヨコ(プロフ) - こんにちは、とても大好きです。← ただ１つだけ。84の戦闘シーン、exchangeではなくreplaceの場所がないでしょうか？replaceが置き換えだと認識してるので、ちょっと違うかも？となりました！更新楽しみにしてます！ (2018年10月1日 15時) (
レス) id: 1a5754497d (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - No,2ヒーローがベストジーニストになってませんか？気のせいならすみません。 (2018年9月17日 16時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
碧 - うわあああ好きです！！夢主ちゃん頑張れー！ (2018年9月9日 11時) (レス) id: 1914631717 (このIDを非表示/違反報告)
たまごぼーろ。(プロフ) - いけいけ夢主ちゃん！姫をぶん殴れ！！ (2018年9月7日 10時) (レス) id: acb2629ba7 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - いけいけかっちゃん！夢主をおとせ！← (2018年8月23日 22時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2018年7月11日 21時
