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第2戦闘訓練。
ヒーローの轟くん、障子くん。
そしてヴィランの葉隠さんと、尾白くん。
こちらは開始数秒、建物を全て轟くんが凍らせて核にタッチ。
第3戦闘訓練。
ヒーローの常闇くん、蛙吹さん。
ヴィランの切島くん、瀬呂くん。
第4戦闘訓練。
ヒーローの耳郎さん、上鳴くん。
ヴィランの八百万さん、峰田くん。
第5戦闘訓練。
ヒーローの青山くん、芦戸さん。
ヴィランの砂糖くん、口田くん。
「いやー、お疲れさんっ！」
次々に終わった戦闘訓練。
私以外は一通り回った。
「じゃあ残るは後一回！誰かAさんとやりたいチームはいるかい！？」
オールマイト先生の声に、多くの手が上がる。
その勢いに少し動揺した彼は、私の方に助けを求めるが如く視線を寄越して言った。
「お、おぉう、こんなにいるのか…Aさんは！？戦ってみたいチームはあるかい！？」
「…誰でもいいですけど…じゃあ、えーっと、あの、あー…」
…やばい。
ど忘れした。
「…キミと、キミのペア」
「…轟 焦凍だ」
「…障子 目蔵だ」
「……ゴメンナサイ」
覚えていないのかよ、という視線を向けられ素直に頭を下げる。
後でちゃんと名簿を見ておこうと決意した。
「じゃあ、5分後に…っとと、A少女！ヒーローとヴィラン、どちらがいい！？」
「じゃあ、ヒーローで」
渡された捕獲テープを指先で回しながら笑う。
そして、侵入までの5分のカウントが始まった。
ジッと建物の見取り図を見て、それを捨てる。
「訓練開始だ！」
オールマイト先生の声に、ゆっくりと建物内へ足を踏み入れる。
次の瞬間、一瞬にして建物が凍る。
「二番煎、」
「…じかどうかは、これを受けてから判断するんだな」
「っと、」
死角から出てきた拳を避ける。
その勢いで、氷が形成されて行くのを見ながら銃を一丁。
彼に向け……るのではなく、正反対の外に向けて一発。
動揺した彼に手を振って、にっこりと笑った。
《exchange》
心で呟いた時、パッと彼の姿が消える。
私は霜のついたアームカバーを軽く払いながらさっさと足を進める。
そうでもしないと、彼がまた追ってきてしまうからだ。
「みっけた」
4階の一部屋に、模擬核と障子くんの姿を見つける。
持っていた銃を今度は彼に真っ直ぐと向ける…が、放つことはなく。
「はい、タッチ」
彼と私の立ち位置を変えて、危なげもなく核に手を触れた。
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びだくおん - 25のところ相澤先生のセリフ『礼』が『例』になっていると思いますよ〜 (2018年9月26日 20時) (
レス) id: 928f36eedf (このIDを非表示/違反報告)
裕貴雛@きょーたん(プロフ) - 突然すみません。こいつ何言ってんだと思うかもしれませんが書きます。replaceという単語が書き換えるという意味でで出てきてるのですがreplaceの方が一般的に置き換えるの意味の方が強いです。また、exchangeは商品やお金に対して使うのでchangeをオススメします。 (2018年7月11日 4時) (レス) id: 630a80e8a5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - すっごく面白いです！！！！これから少しずつわかってくるであろう真実にドキドキします！誰落ちかも楽しみです〜！更新楽しみにしてます！ (2018年6月28日 22時) (レス) id: be8945b53e (このIDを非表示/違反報告)
ユニ(プロフ) - 紹介文の漢字が英雄になっています！間違ってたらすみません。 (2018年6月24日 18時) (レス) id: dff716be10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2018年6月21日 2時
