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「んでもって、パート2」
ジャージと交換されたダークシャドーが怯んだ隙に、空を仰ぐ。
視界の端には、殴りかかる常闇くんの姿が映っていた。
お、いいとこにみっけた。
私がそう思った次の瞬間、目の前に立っていたのは。
「え、…え！？」
「今、隣に座ってた葉隠さんのお尻触ろうとしてたでしょ？」
手を不自然にワキワキとさせている峰田くんだ。
唐突に視界が変わって挙動不審になっている彼は、左右をせわしなく見ている。
「…いやー、あそこまで飛ばせるかは不安だったけど案外いけるもんだな」
「おまっ、お前、それズリィよぉぉおお…！」
「なんで峰田くんが泣いてんの」
「も、もうちょっとだったのに……！！」
…私も狡いと思うけど。
勝負は勝負だし。
「勝てば官軍負ければ賊軍、ってね」
「Aさん、3回戦出場…！」
次は…切島くんと爆豪くん、どっちかな。
ズキズキと痛む腕を軽く振って、拍手とブーイングが溢れる会場を後にした。
それにしても賞賛の声よりもブーイングの方が多いのは傷つきます。
サッとリカバリーガールに治癒してもらい、そのまま椅子にもたれて座る。
「あまり無茶するんじゃないよ、ほら飴食べな」
「ありがとうございます…でも、次もきっと無茶しなきゃ勝てないんですよ〜」
「アンタ少し、悟ったようなところがあるからね…心配さね」
くるりと椅子で振り返った彼女の瞳には心配の色があった。
「次ももう一個の方使わなくて済めばいいんですけど…」
「…はぁ、まったく今度怪我したら直さないよ」
「それは勘弁してくださいよ〜」
口内の飴玉が溶けきった頃、疲弊した身体を持ち上げる。
もうそろそろだとリカバリーガールに教えられたからだ。
どうやら、爆豪くんが相手らしい。
…さて、頑張ろう。
自分に言い聞かせるようにして会場に入る。
私を真っ直ぐと睨みつけるその眼光は酷く鋭い。
ピリピリと肌を刺激する殺気。
ゾクゾクと背中を駆け上がってくる焦燥のような緊張のような感覚。
「開始…！」
ドガンッと、大きな爆発音が響く。
視界を砂埃が遮り、たらりと冷や汗が流れた。
…あー、研究され尽くされちゃってるじゃん。
ひゅっと目の前に手のひら。
一拍おいてカッと明かりを放つ。
普通目の前で全出力で爆発させるかよ…！！
流石だな、この男は…！！
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びだくおん - 25のところ相澤先生のセリフ『礼』が『例』になっていると思いますよ〜 (2018年9月26日 20時) (
レス) id: 928f36eedf (このIDを非表示/違反報告)
裕貴雛@きょーたん(プロフ) - 突然すみません。こいつ何言ってんだと思うかもしれませんが書きます。replaceという単語が書き換えるという意味でで出てきてるのですがreplaceの方が一般的に置き換えるの意味の方が強いです。また、exchangeは商品やお金に対して使うのでchangeをオススメします。 (2018年7月11日 4時) (レス) id: 630a80e8a5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - すっごく面白いです！！！！これから少しずつわかってくるであろう真実にドキドキします！誰落ちかも楽しみです〜！更新楽しみにしてます！ (2018年6月28日 22時) (レス) id: be8945b53e (このIDを非表示/違反報告)
ユニ(プロフ) - 紹介文の漢字が英雄になっています！間違ってたらすみません。 (2018年6月24日 18時) (レス) id: dff716be10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2018年6月21日 2時
