会長 219 ページ20
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突然降りかかる攻撃は、スクアーロが全て跳ね返す
ディーノさんも参戦しようとしているが、ロマーリオさんはじめとした部下がいないというのに大丈夫なのだろうか
「転送システムを使えば、並盛町に帰れそうだな」
リボーンの声に、やることが決まる
それを察した桔梗が攻撃するが、獄寺くんが防ぐ
「行こう皆！！」
綱吉くんの声に皆走り出す
追うように嵐の炎を手に纏ったザクロが手を振り被る
「ビアンカ！！」
匣兵器のうち１つの名を呼べば、音もなく投げたダーツが白い炎を纏う
それがザクロの手に擦れば、炎ごと敵の手は凍る
「っな、んだコリャ…！？」
「余所見すんなぁ！！」
スクアーロが斬りかかるのを見て、さらに援護しようと手にダーツを握った
しかし、それを投げる前にグイッと手を引かれる
パッと前を見ればすごい形相をしている獄寺くん
「ッチ、テメェも狙われてる一人だろうがっ」
「、確かに…」
「う"お"ぉい！！乗れェ」
背後から巨大な鮫を操るスクアーロに声を掛けられる
鮫に飛び乗れば、直ぐそこに棘の塊が埋め尽くすように増殖を始めた
…恭弥の匣か
棘の群を抜け、綱吉くん達が向かった方へと進む
京子やハル達がすでに基地ユニットに乗り込んでいた
「白蘭！！」
綱吉くんの声に振り返れば、単体でこちらへ飛ぶ白蘭
それを食い止めようとする気のディーノさんに、叫ぶ
「部下がいないから多分ディーノさんにはムリ！」
「そうだったー！！」
綱吉くんが頭を抱えた時、クロームの握る槍が藍色の霧を放つ
それに顔色を変える綱吉くん
「誰が相手だろうと、僕を止めることはできないよ！」
そうのたまう白蘭に、顔を歪めた時だった
スクアーロの鮫と、白蘭の間にぶわりと風が舞う
「クフフフフ…それはどうでしょうねぇ」
「僕に限って」
思わず、目を見開き凝視してしまう
藍色の霧が形作るのは、前に見た時よりも大人になった＿＿＿＿
「骸様」
クロームの声が、風に乗る
…ああ、10年後の骸だ
無邪気さが消え、狡猾さが望む瞳
切ることなく伸ばされた髪は長く、相変わらずの飄々とした笑み
「お久しぶりです、沢田 綱吉」
「10年後の骸！？でも…怪我とか大丈夫なの？」
一時、炎の供給を絶ちえなかった状況に立たされたことは事実だ
無傷、というには済まないだろう
しかし、それを感じさせない笑みを彼は浮かべて相変わらずの幻覚を創り上げていた
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コアラ - ここで言うのもなんですけど、お風呂の回主人公のあざを作者忘れてますよね〜 (2017年7月2日 5時) (
レス) id: 09b6c4131f (このIDを非表示/違反報告)
金魚ばち(プロフ) - ザン兄に抱きしめられたい。そして作者様のような語彙力が欲しい。 (2016年9月4日 9時) (レス) id: c9325c6a31 (このIDを非表示/違反報告)
@まーく(プロフ) - 更新きた！！やっぱり会長はカッコイイですね惚れる(*´∀｀*)これからも頑張ってください！！ (2016年8月16日 13時) (レス) id: 8711a4e48e (このIDを非表示/違反報告)
主人公って性格最高だわ!!@沢優(プロフ) - とても楽しく読ませてもらってます!!更新頑張ってください！ (2016年7月19日 17時) (レス) id: 7489f80356 (このIDを非表示/違反報告)
ロール(プロフ) - とても面白いです。続き楽しみにしてます！更新頑張って下さい！応援してます！！ (2016年7月5日 0時) (レス) id: ee26429b75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2016年2月19日 23時
