会長 59 ページ19
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『…二人とも武器を下ろして』
『だがっ！！』
『…下ろして』
不服そうに銃を下ろした金髪の青年と従順に剣を鞘に収めた麻呂眉の青年
下ろしてくれた事に驚きながらも、頭を下げる
この人は…ルーチェさんの孫なのか、それとも娘なのか…？
『貴女が来ることは知っていたわ』
…知っていた…か
ああ、ルーチェさんと同じく予知する力って奴？
『貴女は…ルーチェさんの娘、ですか？それとも、孫？』
そう問えば、目を丸くしたルーチェさん
『なぜ、母さんの名を…』
ということは、娘さんか
どこに孫がいるんだろ？
『…えっと、すごく非科学的なことなんですけど。これを見て貰えば…』
ポケットに手を突っ込めば私に向かって銃を構える金髪さん
…あらら、怪しまれるのか
『信用できないなら、どちらかが私の方へ来て安全を確認していただいて結構ですよ？』
そういえば、銃を構えたまま私の方へ近寄る金髪さん
恐る恐る出した手に、雪のおしゃぶりを乗せる
『これは！？ボスと同じ…！』
驚愕の色を露わにする金髪さん
それをすぐさま女性に見せる
『それは…雪の、おしゃぶりね？』
『はい、チェッカーフェイスにほぼ無理矢理持たされました』
共鳴するようにオレンジの光を発する女性の首元にぶら下がったおしゃぶり
そして、そのオレンジの光に当てられるように少しオレンジ掛かった白い光を発する雪のおしゃぶり
…染色の効果か
『私は、ここにルーチェさんの願いを叶えに来ました』
そう言って、その場に跪く
彼女がルーチェさんの娘だからだろうか、全くもって抵抗を感じなかった
…いや、彼女自身が大空だからかもしれない
『母さんの…願いを？』
ゆっくり顔だけをあげて、彼女の顔を見て、しっかりと頷いた
『"何を見てしまっても、周りを幸せにしたかったら笑いなさい"』
『母さんの…！！』
ルーチェさんが目を見開き驚く
『貴女は、もう見えてしまっているでしょう？』
…命の、終わりが
『私は、それを止めに来たのです。貴女を、必要としている存在の為に』
『アルコバレーノの雪として…いや、貴女を守る者として』
再び、頭を垂れた
『貴女は…』
『私は、ボンゴレ十代目雪の守護者にして、雪のアルコバレーノ…A Aと言います』
そう言って、彼女に向かって精一杯の笑顔を向けた
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ぬこぬこ(プロフ) - 実は公式でも雪の守護者っているんですよー(´・ω・｀)ゲームのオリキャラですけどね特に気にしてる訳でもないんですけど豆知識的な感じで (2019年4月4日 2時) (
レス) id: a359276646 (このIDを非表示/違反報告)
ボカオタ - ザンザスちょいエロ///ヤッベェ鼻血出ちゃいそうです////← (2015年4月26日 20時) (レス) id: 87ece292d1 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - ジョウオウ蜂さん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2015年4月26日 19時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
ジョウオウ蜂 - この作品大好きです！主人公とザンザスとの関係が気になりました。これからも更新頑張ってください☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2015年4月26日 17時) (レス) id: 4c8760ff86 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - 、と考えたりするんじゃないかなという妄想です。友達、の件は確かに性急すぎたかもしれませんね。言うならば…了平的思考とでも言っておきましょうか…まあ、この辺で納得していただければ幸いです。ご指摘感謝いたします。 (2015年4月26日 0時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2015年3月30日 23時
