episode…34 ページ36
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いくら引っ張っても手錠はビクともしない
時を止めたとしても出来る事は無い、幻覚もだ
「消えろ！」
レヴィがそう言ってランボを何度も蹴りつける
かれらには、殺す事など造作もない事なんだろう
ましてや、ただのガキなど容易い
「…チェルベッロ！ダメだ、死んでしまう！」
「…なりません、貴女が手を出す事があってはならないのです」
綱吉さん達のところでも綱吉さんが引きとめられていた
「死ね」
そう言ってレヴィのパラボラが下される
私は、思いっきり腕を引っ張った…今までで一番強く
手錠の繋がれているフェンスと避雷針が倒れるのは同時だった
「「A様！」」
チェルベッロの声を無視してランボの方へ歩いていく
「目の前で大事な仲間を失ったら……死んでも死に切れねぇ」
「…綱吉さん！これを熔かして！」
とにかくランボを治療する為、綱吉さんの炎で融かしてもらう
手首に手錠が付いたままだが、フェンスは取れた
「…早く病院を手配して！」
リボーンさんにそう叫んでからランボに手を押し付ける
ランボが顔を歪めた時、私の肩が背後に引っ張られる
「てめぇランボに何するつもりだ！？」
獄寺 隼人だった
切羽詰まっていた私は、全力で殺気を向けてしまった
「っっ！？」
獄寺隼人が怯んだうちにランボに手を当て直して力を込めた
「ボンゴレリングだとか…次期ボスの座だとか…」
「そんなもののためにオレは戦えない」
ヴァリアーだけでは無く家光やリボーンさんに向けてまでそういった綱吉さんは強い眼差しでランボをみる
「仲間が傷つくのはイヤなんだ！！！」
そう綱吉さんが言った時、グラリと視界が揺れた
ほぼ全力で治すことに力を入れたため、力を使い過ぎたのだ
「ほざくな」
綱吉さんが吹っ飛ばされる
それはXANXUSさんの所為で、彼は綱吉さんが言った言葉に怒りを増殖させる
左手を憤怒の炎で光らせたXANXUSさんの前にチェルベッロの一人が現れる
「拳をお収めください！！」
「うっせぇ！」
パチン
XANXUSさんの怒鳴り声に左指を間髪入れずに鳴らした
ホント…勘弁してよ…
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奈波 - 応援してます (2016年8月4日 14時) (
レス) id: 0cc9dec846 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 何でもは知らないですよ知ってることだけ(((( (2015年2月26日 18時) (レス) id: 4a7b8db4db (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - 梅干しさん» ありがとうございます。頑張りますね！ (2015年2月24日 21時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し - 悪女キャラ来たーーー！ これからの展開楽しみです！ 更新頑張ってください！ (2015年2月24日 20時) (レス) id: 934c5ec7cf (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - ありがとうございます！頑張りますね！ (2015年2月22日 20時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2015年2月12日 18時
