episode…24 ページ26
．
「あいつは…ああっ危ないッ！！」
今、綱吉さんにはフゥ太達が斬られそうな幻覚が見えているんだろう
…やっと来たか
そう思って壁から顔だけ出す
今、私は保母さんのような状態にいる
フゥ太をおんぶしイーピンを肩車して、ランボを抱っこしている
…ランボォ…呑気に寝るなよ
と、言いたいところだが、起きてたら起きてたで煩いので起こせない
「A姉…重くない？」
「ん、大丈夫だよ。いつこっちに気付くかわからないからね」
…もしかしたらリボーンさんも私の幻覚に気づいてないのかもしれない
続々と集まってくる綱吉さんの保護者
…兄さん…派手すぎる
「…邪魔立てすれば…皆消す…」
そういって構えたレビィに、幻覚のランボは怯える
…斬っていただいても霧が散るだけだね
「待て…レヴィ！！」
ババババッッと登場したヴァリアーに、綱吉さん達が息を飲む
「…あ、リボーンさんこっち見た」
「え、気づいてるの？」
「…多分だけど…行く？」
そうフゥ太に聞けば、恐る恐る頷いた
あ、良いこと思いついた！
私は、心の中でとある作戦を思いつく
…ヴァリアーのカッコいい登場…邪魔してやろう
「一人で＿＿＿＿」
パチン
「ッムム？」
ルッスーリアが話し始めようとした時に思いっきり右指を鳴らす
そうすれば、マーモンは違和感に気付いたのか唸る
「…誰だぁぁ！！？」
…スクアーロが大きい声で叫ぶ
…近所迷惑ですね
私は、子供達を下ろしてゆっくり姿をあらわす…あ、ランボは抱えてだけど
「ええ！？Aさん！？」
「…どうも、ヴァリアーの皆様…XANXUSさん」
「…どうやらレヴィの部下が追っていたのは幻覚だった様だね」
「俺は初めから気づいてたけどな」
赤ちゃん同士で火花が散る
「てめぇは誰だぁぁ！？」
「…ただの通りすがりの一般人ですよ」
「…名を、名乗れ」
スクアーロを後ろに引っ張って、代わりに出てきたのはXANXUSさん
「A」
「フン…カスが」
…自分で聞いといて！？
XANXUSさんは私から目を逸らして綱吉さんに鋭く視線を向ける
…殺気、だな
「ひっ…わぁ！！！」
さっきに怯んで後ろに倒れてしまった綱吉さん
他の守護者も動けないらしい
…私も、例外でないが
「沢田 綱吉…」
コォォォ…と左手が光る
…憤怒の炎…か
ヴァリアーさえもビビる炎が、鶴橋によって霧散する
「待てXANXUS…そこまでだ」
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奈波 - 応援してます (2016年8月4日 14時) (
レス) id: 0cc9dec846 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 何でもは知らないですよ知ってることだけ(((( (2015年2月26日 18時) (レス) id: 4a7b8db4db (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - 梅干しさん» ありがとうございます。頑張りますね！ (2015年2月24日 21時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し - 悪女キャラ来たーーー！ これからの展開楽しみです！ 更新頑張ってください！ (2015年2月24日 20時) (レス) id: 934c5ec7cf (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - ありがとうございます！頑張りますね！ (2015年2月22日 20時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2015年2月12日 18時
