リーチ兄弟がうちに来たようです？ Part3【ツイステ】

リーチ兄弟 73 ページ3

始め！って言われてもなぁ...

そういえば実戦の訓練はほとんどやってなかったと
今になって後悔する


リドル君と一定の距離を保ってどうするか考えていると

「おや、攻撃しないのかい？それなら僕からいくよ」


「え、ちょそれは聞いてない！」

手始めにファイアショットを数発撃たれた

「わ、っとあっぶね」


二，三発をウォーターショットで相殺しながら上手く避ける

私の魔法でも相殺出来る位手加減してくれてる
ちょっとムカつくけどな！！！


「んじゃまぁ、ほどほどに頑張ってみますかね！」

試験が始まる前に学園長から貰った仮のマジカルペンをリドル君に向けてファイアショットとアクアウェーブを放ってみる


「ほう、基礎的な魔法の威力は十分だね」


そんなこと言いながら相殺ではなくあえて防衛魔法で防ぐところに性格の悪さ出てんなぁ！！


「A〜、早くアレ使いなよ〜
アズールが呆れてるよぉ」

ちょ、フロイドさん！？ユニーク魔法を示唆するような発言はお控えいただけるかね？？


「あぁそういえば君はユニーク魔法を作れと言われていたんだっけ。完成したのかい？」


先程より威力のあるファイアショットを軽くウォーターショットで弱めて防衛魔法で受ける

まだまだ付け焼き刃だ。ほとんど無いに等しい。


「一応ね！使う隙は与えてくれないみたいだけど！？」


と言いつつ既に私の手足はリドル君のすぐ近くに伸ばしてある。

始めって言われた瞬間からこれだけはやってたよ私。
偉い褒めて。


「Aさーん！もっとちゃんと攻撃してくださいよ！貴女の実力を見るための試験なんですよ！」

学園長からヤジが入る
チラッと横目に見れば退屈そうな顔でこちらをみるギャラリー

「うるせぇな！！わかってるわボケェ！！
つかリドル君に本気で攻撃なんて出来るわけないじゃん！！」


おっとつい口が悪くなってしまった
そんなこと言われたって攻撃に入ろうと思ったらリドル君何かしら撃ってくるんだもん！
あとやっぱり可愛い。とっても。すごく。


「はぁ...この手はあまり使いたくなかったのだけれど.....仕方ないね.」


そう言ったリドル君の次の行動に私は目を疑った

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