十八 ページ19
私は振り向く事はなかった
ただ皆のとこへ前だけ見て走った
それは振り向いたら寂しいなんて思ってしまうかもしれないからだ。
世の中敵も味方もそう悪いやつはいない
だけど私は真選組として正義を振りかざして生きていかなきゃいけない
それはきっとこの先永遠に変わらない。近藤さんのため。土方のため。仲間のため。そして大好きな総悟のため。
貴 ハァハァ…皆!!
私が皆の元に着くとみんな気付いて走ってきてくれたでも一番に目についたのは栗色の髪の彼。寂しかった。会いたかった。はやく抱きしめて欲しかった
私の体は勝手に加速していた
貴 っ!総悟!!
そうゆうと抱きしめられた
原 A副隊長!!無事でよかった!
貴 って てめぇじゃねえだろう!
私は原田を投げ飛ばした
貴 いやいや。絶対これ総悟と抱き合う場面でしょ?
最悪近藤さん?テメェのせいで感動の再会が台無しだろうが!!切腹!原田は切腹!
すると先程まで緊迫していた場は一瞬であの懐かしい雰囲気につつまれた
近 おかえりA
近藤さんがそうゆうと今度は本当に懐かしい大好きな香りに包まれた
沖 A会いたかった
貴 私もだよ総悟
そうして2人で笑いあった
土 お前が無事でよかった。すまなかったはやく助けてやれねぇで
貴 あれ?土方さんじゃないですか。本当ですよ。遅すぎて解放されちゃいましたよ。そんなことよりもうとっくに死んでくれてると思ってたのに
土 チッ その憎まれ口は健全か
心なしか彼も少し笑っていた
貴 ただいま総悟
沖 待ちくたびれただろぃ
貴 ふふっ そしてただいま皆
もう一度そう言うと
隊 おかえりなさい!
と言ってくれた。やっぱり私の居場所はここしか無い。
ただいま、真選組。
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作成日時:2020年8月13日 21時