偽りの僕は呪術師に

空気が暗いのは知らないフリ ページ10

伏黒「あ…、おはようございます」



『おはようございます！』



朝からジョギングとか、頑張るね最近の子は



伏黒「先輩は……買い物ですか」



『分かります？コンビニ弁当が食べたくなってしまって』



伏黒「……」



辛気臭いのは知らない、、フリしとこ



『聞きましたよ、虎杖悠仁くん……でしたっけ？』



伏黒「！……聞いてたんですね。」



『まぁ、生徒がその……、亡くなってしまったともなれば私の所にも伝わってきますから』



本当は、なんか知らんが生きてるけど。



伏黒「気、使わせましたか？俺なら大丈夫です」



ふぅーーん？大丈夫なんだー？ていうか気使ってないから安心しな



『けど、私に出来る事があれば言ってくださいね！もう一人の一年生も、きっと悲しいと思うので……』



伏黒「…だったらそれやめて下さい。」



『それ…？何のことですか？』



伏黒「はぁ…？調子狂うんでやめて下さい、分かってるんでしょ」



『え、私がいたら調子が狂うって事ですか…？じゃ、じゃあ離れた方がいいですか…！？』



伏黒「アンタな…、出来る事があったら言えって言ったじゃないですか」



言ったけど〜…それとこれとは話が別って言うか〜



『………あ、コンビニが見えてきたんで私は行きますね！』



伏黒「逃げんなコラ」



うわーん、恵君がコンビニまで付いてきたーどうしよー(棒)



『伏黒君！サラダは好きですか？』



伏黒「まぁ…、それなりには」



『じゃあこのパプリカが美味しそうなサラダを奢ってあげます』



伏黒「性格が戻るなら態度も戻して下さい」



何のことでしょうネ〜



『カルビ弁当って食べた事ありますか？』



伏黒「ないです」



『じゃあ買いましょう！あとは…、幕の内弁当っていくつか種類があって美味しいんですよね、買いましょう！』



あと海苔巻きとサラダと飲み物



伏黒「俺先行ってますよ」



『はい、分かりました！』






〜〜♪ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ〜




『伏黒くん、待っててくれたんですね！』



伏黒「どうせ同じ道なので」



前から思ってたけど君ってツンデレなのか…？気のせいかな



伏黒「今日はあんまり買わないんですね」



『朝ですから』



君はコーヒーしか買ってないけど大丈夫か



『そんな君にはおにぎりを差し上げます！』



伏黒「そんな君にはって…。珍しい事もあるんだな」



一言余計だわ、私だっておにぎりくらいあげるよ

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