偽りの僕は呪術師に

問題児？ ページ29

五条「まぁ逆に言えば、一年の時から等級が変わってないって事になる」



虎杖「なんで？」



五条「一級の次となると特級。流石にそれは簡単になれるものじゃない


……まぁ、僕は不可能じゃないと思うけどね」




虎杖「……？」



五条「そういうことで、禮舞は先輩らしく実力者な訳だから


二人共態度に気をつけなよ〜？怒らせたりしたら怖いかもよ〜？」



釘崎「私は問題無いわ！ちゃんと敬語も使って差し入れもしてる、さすが私、出来る女ね」



虎杖「自分で言う？」



釘崎「うるっさいわね。問題なのはアンタよ虎杖！敬語もなしに気安く話しかけて、何様のつもり？」



虎杖「オレだって敬語ぐらい使えるし！」



釘崎「絶対ウソ！先生にすらタメ口じゃない！」



五条「あ、先生って言ってくれた」



釘崎「口挟むな目隠し不審者」



五条「…僕泣いていい？？」



伏黒「大の大人が生徒の前で泣いても、何もいいことありませんよ」



五条「恵までそんなぁ〜…」




釘崎「ﾊｧ〜……とりあえず説明の続きしてちょうだい」



五条「はーい……。あと禮舞は正直なところ、かなりの問題児だね☆」



伏黒「それ言うんですか先生………怒られますよ」



五条「いざとなったら無限があるし、負けることはないよ」



伏黒「………卑怯だな」ﾎﾞｿｯ



五条「聞こえてるよ？？」



虎杖「はーい先生！」



五条「どうぞ悠仁君！」



虎杖「シンプルな疑問なんだけど、先輩がなんで問題児なの？なんかやらかしたとか？」



五条「やらかしたっていうか、ふっつーに問題児だよ。
定期的に僕に強請って休日を作ったり


去年は金次と一緒に麻雀に金かけて遊んでたし


最近だと、交流会もサボったからペナルティーを課されてたり」



虎杖「あ、でもそれ、任務があるから交流会には出なくていいって言われたから不参加なんだーって言ってたけど」



五条「逆だよ逆。禮舞が交流会サボるって言うから、代わりに任務が入ったんだ。


いやぁー学長に直談判しに行った時は笑ったよねw」



釘崎「そんなことを先輩が…？想像出来ないわね…」



伏黒「別に悪い人じゃないが、実際そういう所あるからなあの人」



虎杖「マジで？ちょっと先輩に会うの緊張してきた…」

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