30歩目 ページ31
いろんな人の思いが交錯する中(←おれだけじゃないよね!?)はじまった梟谷戦ですが、
私、貴陵Aは
まだ、スパイクを打たせてもらっていません…。
後衛だからか、ほとんどレシーブ。おれはリベロかって(笑)
まあ、木兎さんのスパイクとサーブは結構、強烈だった。
セッターへ綺麗に返すのも一苦労。
かといって、梟谷は木兎さんが凄いだけじゃない。平均的に能力は高い。
木兎さんに目がいって、気づきにくいけど。
おれに打たせてくれないのは、
みんなできるだけおれがフリーな時に打たせようとしてくれてるんだろうけど。
ほんと、いいチームだよな。
けど、このままの状況で待ってるわけにはいかない。
旭さんのスパイクが決まり、
ちょうど前衛に上がったところで横にいる月島と影山に声をかける。
A｢月島ー、影山ー。ちょいちょい。｣
手招きすると2人とも不思議に思った顔をしながら、こっちに近づいてきた。
やべぇ、後輩かわいい…!!
A｢今のローテが1番ブロック高いから、たぶん梟谷は木兎さん…4番使って来ると思うんだけど。
あの人、クロス得意で結構打ってるから、2人でクロス締めて、
ストレートに誘導してみよう…
と思うんだけど…。｣
月島｢僕と王様、ぶち抜かれる可能性もありますけど。｣
影山｢…。｣
A｢…え??
お前らなら大丈夫でしょ？｣
影山、月島｢!!｣
A｢まあ、絶対成功するとは言えないけど、やってみないとわかんないべ。｣
って言っても、
問題はおれがドシャットできるかどうかなんだよねー…。
手が震える…
でも、やってみたいって思っちゃったから。
｢ナイッサーｯ!!｣
怖いけど、
不安だらけだけど、
｢ナイスレシーブ！｣
きっとおれは何があってもバレーが好きで、
ボールを繋げようと何度でもガムシャラになる…。
｢あかーしっ!!｣
みんなの
こんな自分に気づけた。
｢木兎さんっ。｣
ああ、ほんとおれはどうしようもないバカだった。
ﾊﾞﾁｨｯ
A｢っ！｣
｢｢｢!?｣｣｣
｢ドシャットっ!!｣
ピッ
ああ、ほんと
根っからのバレーバカだ。
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翔飛(プロフ) - え、めっちゃいいんやけど？なんなん？(逆ギレ)うまスぎんだろ (2022年5月11日 21時) (
レス) @page37 id: 4b13e88e37 (このIDを非表示/違反報告)
黒豹(プロフ) - 星猫さん» かなり時間が経ったあとの返信となって申し訳ありません。進学等でバタバタしていましたら、これだけ月日が経ってしまいました。はまったと言って頂きありがとうございます。赤葦が好きなので、嬉しいです。腐については、検討し、別編等作れたらと思ってます。 (2020年1月4日 17時) (レス) id: b7c6107c53 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 習い事前にみたらはまりました！赤葦との絡みが好きです！あとこれ…ふ、ふ、腐にできませんか！？うおおおおおすみませんすみませんすみませんすみませんすみません！！！ (2018年5月11日 15時) (レス) id: 54ac676ea2 (このIDを非表示/違反報告)
黒豹(プロフ) - 比花さん» あたたかいコメントありがとうございます!!今までログアウトされて、なかなかログインできなかったのですが、やっと戻ってこれたので亀更新ではありますが、少しずつ更新していきますのでどうぞよろしくお願いします！ (2017年1月22日 0時) (レス) id: eb931a3153 (このIDを非表示/違反報告)
比花 - 凄く面白かったです！黒尾さん達とのからみが好きです！ビビり主人公くん可愛い！頑張ってください！ (2016年12月9日 0時) (レス) id: 03d3621b64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒豹 | 作成日時：2016年1月9日 18時
