ゼイユ ページ7
『…』
朝目が覚める…いつもと違う…ふかふかのベット
どこだっけここ
ゼイ「入るわよ…ってなんであんたがここに」
そうだ…ここはスグリの部屋だ…そういえば…スグリは？
ゼイ「…ねぇ、少し髪の毛かしてくれない？」
『スグリは？』
ゼイ「さぁ…そのうち帰ってくる」
『そうだといい…けど』
ゼイ「大丈夫よ」
『…うん』
ゼイ「じゃ髪の毛かりるわ」
『え…』
ゼイ「色々としてあげた仮があるんだから」
『そうだった』
ゼイユも僕のために色々としてくれた…髪の毛貸すぐらいでいいならいっか
『いいよ』
ゼイ「ありがと」
数分後
ゼイ「出来た」
『…』
ゼイ「もう少しヘアゴムがあれば可愛く出来たんだけど」
ゼイユから鏡をもらい確認する
ハーフアップだ…
ゼイ「どう、可愛いでしょ」
『うん…』
スグ「…姉ちゃん！」
ゼイ「あら遅かったわね」
スグ「…」
『スグリ』
スグ「あ…Aおはよう…って」
ゼイ「可愛いでしょ」
『可愛い？』
スグ「…わやじゃ///」
『可愛いくない…？』
スグ「めんこい！！」
『…！』
ゼイ「…ところで準備は終わった？」
スグ「あ…うん」
『準備？』
スグ「休学するんだ」
『…』
ゼイ「しばらくね」
スグ「…」
『お疲れ様』
スグ「…！」
ゼイ「意外な反応ね」
『スグリが決めた…否定する意味ない』
スグ「何も聞かないの？」
『…次がある…無理に聞くつもりない』
スグ「Aらしいな(ニコッ」
ゼイ「じゃまたね…私は先に行くわ」
スグ「体壊さないように…えっとそれから」
『ゆっくりでいい』
スグ「…A俺の事少しでもいいから…たまに思い出して」
『もちろん』
スグ「…それから…」
『…うん？』
スグ「…やっぱり少しだけっていうのは嘘」
髪の毛を優しく触ってきた
『髪の毛好き？』
スグ「うん」
…チュッというリップ音が部屋中に響いたと同時に首に痛みがはしった
スグ「…ちゃんと出来た(ニコッ」
『…！』
スグ「ずっと忘れないで」
『…』
スグ「あ、ご、ごめん！！…勝手に…嫌だったよね」
『どうして首？』
スグ「え、えっと…」
スグリは慌ててたように後ろを向き
スグ「も、もう行くね…またね…！」
そう言ってその場を去った…スグリの耳が真っ赤になっているように一瞬見えた
スグ「やっちゃった…」
『…？』
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作者名：こつら x他1人 | 作成日時：2023年12月25日 11時
