エリアゼロで見つけたペパーの弟 (ページ4)

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長い夜ページ4

色々なことが起きて僕はしばらくブルーベリー学園にいることになった

スグ「すぐ隣だから何かあったらいつでも言って...！」
『ありがとう』

部屋はスグリの隣の部屋らしい...

スグ「おやすみ」
『...』
スグ「どうした？」
『おやすみ』

僕は博士がよくやってくれたおやすみのキスをスグリのおでこにした

スグ「反則だべ...///」
『熱ある？』
スグ「...それ誰にもやっているの？」
『博士やった』
スグ「はぁ...次からは好きな人以外にはやらないほうがいいよ」
『スグリ好き』
スグ「え...！！！！」
『アオイ、ゼイユも好き』

僕の新しい居場所をくれた人...だから僕はアオイ、ゼイユ...スグリも好きだ

『大事な宝』
スグ「...はぁ」
『...？』
スグ「とりあえず...今日はもう寝よ」
『うん』

スグリと別れて...数時間がたった
いきなり目が覚めた...ふかふかのベットは久しぶりすぎて寝れないんだろう

その時...ゴロゴロという音が外から聞こえた

『...！』

僕はこの音を知っている気がする
エリアゼロに初めてきたときに聞いた
...僕はこの音が怖い

『...ｯ』

...怖い...どうすれば

スグ「すぐ隣だから何かあったらいつでも言って...！」

スグリだ...！スグリのところに行こう

スグリの部屋の前に来た...ドアをロックする...さすがに寝ているか

スグ「...A！？」
『...！』

前髪を下ろしたスグリがいた

『可愛い』
スグ「...ｯ!」
『...』
スグ「そんなことより...どうしたの、震えてるけど」

そうだった本来の目的を忘れていた

スグ「...とりあえず早く入って」
『ありがとう』

スグリの部屋に入ると荷物が整理されていた
...どこかに行くつもりなのか

スグ「どうしたの？」
『カミナリ...』
スグ「怖いの？」
『うん...』
スグ「...今日は俺と寝る？」
『...』
スグ「い、いや！下心はなくて...あるけど...Aが嫌がることは絶対にしないから！！」
『大丈夫』
スグ「そうだよ、初対面の人といきなり一緒に寝るのは嫌だよね...ごめん」
『一緒に寝る』
スグ「あ、え？」
『...？』
スグ「俺から言ったのもなんだけど...心臓が...」

数分後
『おやすみ』
スグ「Aもおやすみ」

スグリは背を向ける...何故か寂しくなる
...何か良くないことをしたのか

そう考えながらも僕は深い眠りにつく