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5, 病院 ページ6
泉はバイクを借りて近くの総合病院に行った。
Aをなんとか乗せて、病院までたどり着いた。
「A…大丈夫…？」
――息づかいが…荒い…それに、早い…
ポケットに入れていたスマホが震える。
「なるくんか。もしもし？」
『ちょっと！ 泉ちゃん、いつになったら帰ってくるのよ？』
「Aが倒れた。病院にいる。今日の練習なしで」
泉は、ブツ、っと切ってしまった。
「はぁはぁ……うっ……」
Aが目覚めた。
「A、大丈夫〜？ 体調は？」
――はぁ…良かった…Aが目覚めて…
「私、プロデュースに…」
と言ってAはベットから立ち上がる。
「駄目に決まってんじゃん。まだ寝てないとねぇ。」
泉が止めるが、全く聞いていないようだ。
立ち上がり、病室から出ようとすると、泉にもたれかかる。
また気を失ったようだ。
――ほら。全然元気じゃないし。
Aをベッドに戻そうと、泉は立ち上がる。
――A……
続く (更新停止中)
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作者名：らすく | 作成日時：2017年11月16日 17時
