いや、近寄らないで下さい【A3!】 (ページ4)

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住んでいる家はアパート。勿論、一人暮らし。元々、姉も住んでいたが監督になってからは寮暮らし。時々、帰ってくるぐらいだ

ただいまーなんて言っても、自分以外誰もいない

前までは姉がおかえりなんて言ってくれる毎日だった

貰ったカレーを食べ、夜を過ごし、いつも通りにお風呂に入ってから寝る

朝は学校があるため起床。私が通うのは女子校。家からは遠くないしいつも歩いて行ってるが

何故か、今回に限って寝坊をしてしまった。理由はただひとつ、

『もしもし起きてる?

ちょっとさ、協力してほしいステージがあるんだよね』

「これから寝ます、電話かけて来ないでください」

昨夜の夜の11時、寝ようと思ったら突然携帯が鳴った。誰だと思ったら、全く身に覚えのない電話番号

試しに出てみると、聞き覚えのある声が耳に入った

至さんだ。この人、いつの間に私の電話番号を...

内容はゲームのことだ。実は言うと私もゲームが好きだったりする。

何度も断ろうとしたがしつこくお願いと頼まれ、気づいた時には夜の12時を回っていて、無理矢理でも電話を切ってすぐに寝た。案の定、睡眠不足で寝坊

うわぁ、最悪だと心の中では焦るが支度はだらだら進めていた。あと少しで朝のHRが終わるというのに

顔を洗って、支度をしてご飯を食べなきゃと冷蔵庫を開けるが、買い物をするの忘れた。もはや、水と調味料しか入ってない。

仕方ない、学校に行く前にコンビニでも寄るかと急いで制服に着替え、荷物を手に取った

「いってきます」

いつも通り、そう言って外に出た

あぁ、眠い。もっと、早くに寝ておけばよかった