◆エピローグ ページ32
.
暑かった夏が過ぎて、過ごしやすい落ち葉の季節が来た。
代わり映えしない生活。
ひとつ変わったといえば、バイトを始めたこと
大貴には猛反対されたけど。
私は今でもたまに、慧の後ろ姿を思い出す。
二人で歩いて笑っていた頃も、泣いていたあの時のことも。
それを乗り越えたからこそ今があると思うんだ。
そう思えたのはきっと
大貴｢何ぼーっとしてんの。飯、まずい？｣
A｢考え事してたの｣
大貴｢集中して食べろよ。せっかく作ったんだから｣
彼から救い出してくれた、大貴に出会ったから
"悲しませるようなことは絶対しないから"
彼は何度もそう言ってくれた。
だから私も、そんな彼に答えてあげたい。
これからも、この先も。
大貴｢ケチャップ付いてる｣
A｢え、どこ｣
大貴｢うっそ〜！｣
A｢はあ？！ばか！｣
ずっと幸せが、続きますように。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿僕だけのラプンツェル◆終
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 276人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SERI - とても面白いです!(* ´ ▽ ` *) ピンクシーン、楽しみです笑← これからも頑張って下さい!楽しみにしてます! (2018年1月20日 0時) (
レス) id: 2b397c4434 (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 新作おめでとうございます。しょくぱんさんの作品を読めて幸せです(*≧∀≦*)伊野尾君が浮気，有岡君の優しさなどでドキドキしております☆頑張ってください(o^^o) (2018年1月18日 20時) (レス) id: 0583577ad2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しょくぱん | 作成日時：2018年1月18日 19時
