36話* ページ38
「・・・すみませんー。お茶までいただいてー。」
「いいよー。 傘、入れてくれたから。」
涼香が 立ち上がったとき
涼香の家の電話が鳴った。
「・・んー・・ 誰だろー・・。」
小走りで涼香は
電話のほうにむかった。
「・・・はい・・・・・。・・・涼香です、・・・はい・・・。え・・・いえ・・みてませんけど・・・。」
なにやら先輩か誰かの母親と話しているようだった。
涼香が深刻そうな顔に変わった。
・・・いったいなにがあったのだろう。
涼香が電話の受話器をおいたとき
ミーは誰からか聞いた。
「・・・Aの母。」
「・・・え？そーなんですかー。」
「うん・・・。 Aが帰ってこないんだって・・。」
「・・・なんか教室に残ってるんじゃないですかー。 それか部活か・・」
「・・いや・・今日はどの部活もはやめに終わるはずなんだよ。 普通だったらもう家に
ついてるはずなんだけど・・」
「・・・。」
「・・・まず・・A、今日部活 休んでた気が・・。」
「・・・・・・・・。」
嫌な予感がした。
ミーに電話したのは
あれから
何時間前だろう。
たしか、１時間か1時間30分ぐらい前だったきがする。
「・・・・・ミー、探してきますー。」
「・・・え？ じゃ・・じゃぁ、私も・・！」
「涼香は 家で待っててくださいー。 見つけたら連絡するんで。」
「 だ・・・だめ！ 私、 謝らないと・・・・Aに・・謝らなきゃ・・」
「・・・喧嘩・・・したんですかー？」
「・・・・・・う・・・うん・・。」
・・・だから
今日は
いつもよりおかしかったのか・・。
・・・A。
悪いけど ミーは約束を破りますー。
「・・・・A今日傘ありましたー？」
「・・・あるって言ってたけど・・」
「・・・・・たぶんもってきてませんねー・・」
「・・・なんで・・・わかるの？」
「・・・Aのカウンセラーしてたら、 なんとなく
わかりますー。」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・A、 自分より涼香を優先してましたー。
ミーに涼香を傘に入れてやれといったのもAですよー。」
「・・そ・・なの・・？」
「・・・はいー。」
「・・・わ・・・・私、 ・・最低・・だ・・・。」
「 とりあえず、喧嘩してるなら尚更 だめですー。 ミーがいきますから」
�爐泙気�、この雨の中ずっと・・��
そう思いながらミーは
急いで
涼香の家をでた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
林音(プロフ) - なこさん» ありがとうございます*がんばりまーす (2014年7月27日 6時) (
レス) id: 7976207916 (このIDを非表示/違反報告)
林音(プロフ) - ｋさん» ありがとうーｗ 私も夏休みでテンション上がり気味（ (2014年7月27日 6時) (レス) id: 7976207916 (このIDを非表示/違反報告)
なこ - フランすきー!!こうしん頑張ってー!! (2014年7月24日 14時) (レス) id: 968b35e04b (このIDを非表示/違反報告)
ｋ - フラン君だー！やったー！更新ファイトー！（夏休みでテンションあがっている単純馬鹿です！ええ！） (2014年7月22日 22時) (レス) id: 1fb1e1291e (このIDを非表示/違反報告)
林音(プロフ) - トモカさん» ぁ・・ありがとうございます！！ 大ファンなんて・・ほんともうなんかうれしすぎて・・はい（ 他の作品のお気に入りも感謝です、 ほんといろいろありがとうございます！ (2014年7月17日 23時) (レス) id: 7976207916 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：林音 | 作成日時：2014年3月4日 21時
