桃色のホビット、親バカになる。【d!】【rbr】【後編】 (ページ8)

今日:20 hit、昨日:6 hit、合計:19,848 hit

16親バカ目ページ8

生徒会の仕事を終えて家に帰る。

『ただいま〜』

しーん…

あれ？父さんどうしたんやろ…。

rbr「あぁぁぁぁぁ！！！ちょ何すんねんゾム！」

あ…撮影中かな？
見たところご飯も作ってないみたいだし…久しぶりに作るぞぉーー！！
何作ろうかな……。…てか冷蔵庫の中なにあんの？

rbr「……死んだ……」

……アレ？あの部屋防音シートみたいなの付いてなかったっけ…。
あれ私の気のせい？
なんでこんな声聞こえんの…？
父さんの声もでかいなぁ…。
……私の周り声でかい人多くね？
……あ、ビーフシチュー作れるや。
ビーフシチューつくろー。

『…………はぁ………』

ホントにどうしようかな……。
やっぱり気がかりなのは真冬ちゃん。
でも私に双子がいるなんて聞いてない。
…………あの人のことだから忘れてるっていう可能性も…。
じゃあ離れ離れになったのはなんで？
なんでそんなに私を敵視するの？
……まぁ害はないけど……。
もし双子と仮定するならの話だけど…。
ねぇ、真冬ちゃん。きみは一体何者なの？
もし…もし真冬ちゃんがー

rbr「わぁ！！！」
『っびっくりしたぁ…』
rbr「おかえりーA。ごめんな、撮影し終えたからもう大丈夫やで〜。…………どしたん？悩み事か？」
『え…あ……』
　
なーんで父さん分かっちゃうかなぁ……。
………言うべきなのか言わないべきなのか…。

rbr「………はっ…まさか……」
『まさか？』
rbr「告られたんかっ……！？！？」

あ、そっち？

『えー…いや…別に…』

……私誤魔化すの下手だね。

rbr「ぎゃーーー！！！！！Aが………Aが…」
『あはは…』
rbr「おっOKしたんか！？してないんか！？」
『いやまだ返事してないけど』
rbr「どっちにするんや！？」
『うーん…とりあえずまだ知り合ったばっかりだしOKはしないよ』

同じことぺいんとにも言ったなぁ……。
べいんともだけど何を諦めないの。
ま、どーせしょーもないやろ！！

rbr「っはぁー。良かったー。まだAを嫁に出すつもりはないからな」
『気が早いよ。父さん。あ、ビーフシチューできたよ』
rbr「ホンマ？皿とか用意するわ」
『OK』

サラダも作り父さんに出してもらった皿に盛り付け机に置く。
…なんか今日はごたごたしてたなぁ……。

rbr「『いただきます』」

その後父さんと他愛もない話をしてご飯を食べ終わり父さんは風呂に行った。
……つか……れ……たな……。

rbr「！……寝とる……。…お疲れ様A」