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伊沢side
段々とメンバーが揃ってきた
みんなやっぱりまだ女の子がいるオフィスになれてないみたいでソワソワしてる
……わかる、わかるぞ……
ずっと男子校だった俺にはよく分かる……
それにAちゃんはかわいいしな……手を出されないか心配になる。
Aちゃんも男達に囲まれて緊張してしまったのかキッチンへ逃げていった
須貝「いや〜やっぱりいいね、華がある!」
こうちゃん「ほんとですよやっとですよ」
川上「俺らが近づきすぎて怖がってたけどな、小柄だし囲まれると怖いんじゃない」
確かに、と皆納得する
早くクイズしてみたいと口々に言うけど、今はまだ、落ち着いてからなと諭す
須貝さんとキッチンに飲み物を取りに行くと髪を束ねエプロンをしたAちゃんが居て思わず息を呑む
(可愛すぎんだろ/////)
須貝さんに伊沢好きそうと言われなんとも言えなくなってしまうし、Aちゃんの笑顔が破壊力やばくて顔背けちゃうし、あーーーー余裕ねぇな、まだあって2日目だぞ、と自分に言い聞かせる
そんなこんなで、歓迎会が始まった
俺とは少し離れた席でなにやら鶴崎と仲良く話している。
同郷だしな、と思うが、普段女性とあまり関わりたがらない、近寄りたがらない鶴崎が、心做しか距離が近いように感じる
モヤッとするが、気の所為だと鍋をつつく
……めっちゃうめぇ……なにこれ
ほかのメンバーも口々に褒める、Aちゃんのポテンシャル、計り知れないな……料理系の記事もいいかも、YouTubeでも料理企画だしたいな、バレンタインだけじゃなくて、と考えていたら、Aちゃんが少し疲れたような顔をしている
思わず、席替え!!と言って近くにいった
いや何してんだよ俺……
話しかけると、少し安心したような顔をする。
胸がギュッとなる感覚、まただ、なんだこれ
この子、なんか庇護欲掻き立ててくるんだよな……
なんでだ?小柄だから?控えめだから?努力家だから?
隣で綺麗に食事する彼女を見て育ちもいいのか、と感心する
それと、こうちゃんがさっき言っていたように、いい匂いがする……
男子高校生かよ、と自分にツッコミを入れて、酒を呷る。
自分の左半身が熱く感じて、ぼうっとする
いつか慣れるかな。この調子でやっていけるのか……?俺
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ぷよーこ(プロフ) - お忙しい中、更新ありがとうございます。これからも無理はしないでいただきたいです。とても大好きなお話なので、これからも応援します(*≧∀≦*) (2019年8月23日 12時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
律(プロフ) - あんこさん» 嬉しすぎるコメントありがとうございます……!!(;_;)あんこさんも実習頑張ってください!更新頑張りますね! (2019年6月18日 0時) (レス) id: dd67cab3ae (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - レポートに実習おつかれさまです!律さんの小説ほんっとうに好きなので大変かと思いますが更新待っています!!私もこれ読んで実習頑張ります!(泣) (2019年6月17日 22時) (レス) id: 2e6d3b7179 (このIDを非表示/違反報告)
律(プロフ) - ぷよーこさん» ありがとうございます(;_;)とっても嬉しいです!!拙い文章ですが頑張りますのでよろしくお願いします!私も鶴崎さんが大好きです!(≧∇≦) (2019年6月17日 12時) (レス) id: dd67cab3ae (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 今日、初めて読みました(*≧∀≦*)続きが楽しみです。鶴崎くんが大好きなので、いっぱい出てきてくれて嬉しいです(*´ω`*) (2019年6月3日 12時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:律 | 作成日時:2019年5月6日 22時