prologue ページ2
幼少の頃から自分の容姿が他より
顔立ちは母親譲りで、大きな瞳はこぼれ落ちそうだと何度も言われた。
どんな時も艶めく桃色の頬、潤いを絶やさない熟れた果実の様な唇。
長く伸びるピンクブロンドの髪を手入れする事は好きで、数回父親から髪を切る事に失敗された時は大泣きした事をよく覚えている。
そんな生物学上は【男】容姿は【女】な僕を可笑しいと揶揄う奴も多く居たが、両親はそんな言葉を僕に聞かせぬ様、そっと耳に蓋をしてくれた。
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そんな容姿に相反した事が一つだけ。
僕はサッカー、というスポーツにどうしようも無く熱中し恋焦がれた。
容姿を散々揶揄って来た奴等が、プレイ人口的には【男】がするサッカーで僕に惨敗する姿は滑稽で、其れで居てもっと憎たらしく僕を見つめて来るから欲張りになって。
中学の時は全国大会でハットトリックを決める程、上達させて。
付いた渾名は『フィールドの御姫様』
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『___
そんな
大きく人生が変わる事ストーリーの始まり、始まり____
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あさき(プロフ) - かわいい男主の作品とっても好きなので最高です!!(?) (4月27日 12時) (レス) @page14 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tsumu. | 作成日時:2024年4月14日 22時