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story26 ページ26

頭の中を色んな言葉がぐるぐる回っているのに首を振り、ドキドキしている心に手を添えて「大丈夫」と言い聞かせた

下駄箱に着けば紗夜が焦ったように詰め寄ってきた

「そんな焦ってどうしたの?」

「体調悪いときにごめんっ!とにかく来てっ!」

慌てる紗夜の背中を追いかけて行くと目の前にはボロボロになっている夏祭りの看板
外から見ても分かるくらいに荒れてる内装が目に入った

「どうしたの?これ?」

「それだけじゃないの!きて」

手を握られ中に入れば、クラスの子達があわただしく内装や衣装を直していた

「良かった!Aさん来てくれたんだ」

「ここの直し方分からなくて」

ズボンが引き裂かれて履けるような状態ではなくなっていた
みんなで頑張って作ったのにひどい……

「生地が余ってれば直せるけどもうそんなにないし……女の子は下はスカートにしてもいい?」

「いいよ!それも可愛いかも」

許可が出たし、作業にかかろうとしたときだ

「ねぇそれ、実は自作自演だったりして」

声のした方を見れば、実行委員の前原さんがにこりと笑っていた

「クラスの子達に媚びてプロデュース科に行きたいからよね?」

「そんなこと思ってない」

「あら?本当にそうと言い切れる?」

前原さんはそういうと自分のスマホを開きクラスの子達に画像を見せつけた

「えっ?凛月くんに創くん、しかも英知様じゃん!」

「その三人の中にいるの貴女で間違いないわよね?」

嘘は付けず素直に頷くと「やっぱりプロデュース科狙ってたの?」等、次々に聞かれ首を振れば「嘘つきっ!騙してたの!?」と罵声に変わっていった

「ちがうっ!」

「何が違うのかしら?こんなに証拠はあるのに」

「A、素直に説明した方がいいよ」

紗夜の言葉にも首を振り、「約束は破れない」と拒否すれば、「そんな嘘つきと友だちやめた方がいい」と前原さんが一歩ずつ近づいてくる

「私はただクラスのみんなと夏祭りからでも仲良くなりたかった。役に立ちたかっただけ
プロデュース科行きたいなんて思ってない!」

「でもこの写真を見たら、素直にそうですかってはならないんだよねぇ
実は凛月くんと付き合いたいですとか思ってるんでしょ?」

「別にそんなっ!」

「だってそうじゃなきゃ二人で会わないよね?」

再び画像を見せられれば、凛月くんのバイクの後ろに乗ってる画像も心当たりがあった
お姉ちゃん、もとい嵐くんもいたし二人きりではない

「これはどう説明するの?」

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猫愛りあ - 凛月くんLOVE!!かっこいい!! (2月12日 22時) (レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - ななさん» はじめまして。コメントありがとうございます。凛月くんを褒めて下さりありがとうございます。見切り発車してしまった小説ですが楽しんで頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします (2019年8月28日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 凛月くんカッコイイ! (2019年8月28日 19時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございます。すっかり抜けておりました。フラグを外しましたので、ご確認を宜しくお願い致します。 (2019年7月29日 19時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外しください違反です (2019年7月29日 12時) (レス) id: 31b2697a36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきはな | 作成日時:2019年7月29日 12時

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