【銀魂】飽くなき不良と苺味【沖田総悟】

＃87　今日のスケジュール ページ40

Okita-side
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「クッソかったりぃ･･･」





夏休みももうそろそろ終わりを告げる頃、最後に皆で出かけよー！とAから。正直マジで行くつもりなかった。だが午前9時という早朝に、土方に晋助に神威とそうそうたるメンバーが俺の家までお出迎え。

強制的に家を出ることになったのである。




――――待ち合わせの時間も過ぎ大体のメンバーが揃った。女どもはまだいねーけど。

ちなみにその人数は10人。俺、晋助、神威、土方、近藤さん、銀八、メガネ。に、あとA、チャイナ、志村(姉)。･･･いくらなんでも多いだろ。





「みーんなお前のデレ顔見に来たんだよ」





言いながら、神威が俺の肩をぽん、と。





「てめ、それ言ったら終わりだろうが！」


「あ、そうだった」





そしてその場で始まった二人の乱闘。･･･とその時遠くから現れたのは女子3人組。つーか女3人に男子のこの人数もおかしいだろ。





「オッキー来てくれたんだね！そんなに私に会いたか―――」


「うるせェ黙れアホ」





一言言うと、突き刺さる視線。誰からか、じゃなく全員から。俺は気づかないふりで顔を逸らした。









――――とりあえず、ファミレスで軽い食事をとって行き場所を相談することに。まだ決めてなかったのかよ、と思いつつも口には出さずに頼んだコーラを喉に通した。



皆朝食をとってきただろうから、頼むのはポテトなどの軽食。

ただし神威ら兄妹はガッツリと。俺の隣でとても軽食とは呼べない食事をとっている神威はすでにステーキ3皿目。朝からようやるわ、なんて引き気味の目で見るのは俺だけじゃなく、神威の隣に座る晋助も引き気味。





「やっぱりこの人数なら、遊園地か海遊館とかかしら」


「というかどっちも行きたいアル！」






チャイナと志村、二人だけで会話を盛り上げて、残りの皆は各自それぞれベラベラと。神威はガツガツと。そんな状態が数十分続き、突然机を叩いたのはチャイナ。






「今日のスケジュールが決まったアル！」






広げられた紙には、



10：30〜11：30･･･移動

11：30〜18：30･･･遊園地

18：30〜20：00･･･晩御飯

20：30〜00：00･･･カラオケ



解散。





確実に死ぬ。

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