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#76 黒歴史 ページ29

「沖田お前なかなか可愛い事言うじゃね・・・ブフォッ!」


「そーアル。これならAを任せられ・・ゴフォッ!」


「いや総悟良かったな。お前にも彼女が・・・ヴェッフォ!」


「ほんとだよ、Aが惚れるのもちょっとはわか・・ボフェッ!」


「俺ァ嬉しいぜ、お前があんなこと言えるようにな・・・グヘフッ!」






と、銀八、チャイナ、土方、神威、晋助の順番で。・・・もう殺意芽生えないほど黒歴史。穴があったら一生埋まりたいほどの気分。死ね、あの日の俺マジで死ね頼むから。

どんなにそう願っても、当然過去が消えるはずもなく多分一生俺の、コイツらの記憶に残るんだろーなー、なんて。死ね、俺。


つか隠し撮りとか趣味悪ィんだよ、バ神威に低杉め。






「照れなくていいんだよオッキー。私ホントに嬉しくって、その日は寝れなかったんだから」


「黙れ」


「まさかオッキーから"全身全霊懸けて守ってやる"なんていう言葉が出てくるなんて予想外だったよ。嬉しすぎて死ぬかと思ったじゃん、このキザ男めっ」


「黙れクズ」



「これからは遠慮なしに私に愛を叫んでくれていいんだよ」



「黙れつってんのが聞こえねぇのかクソ女」






顔も合わせずにとにかく八つ当たり。すると、コラコラと銀八の茶化すような声。






「"全身全霊懸けて守ってやりたい彼女"にんなこと言っていいのかァ?プフッ」






完全に悪ふざけじゃねぇかと青筋を立てると、いい加減この空気に耐えられなくて俺は立ち上がった。すると帰るのか、という声。





「こんなところに長居出来るかィ・・・」


「えーっ、オッキー帰っちゃうの・・」


「絶対ついてくんなよ。当分テメェの面もみたくねーから」





言って部屋を出て行った。マジで死にたいくらい恥ずいんだけど。そう思って、部屋の前の壁に持たれ座り込んだ。その瞬間中から・・・、






「あーあAちゃんかわいそー!頑張ってやっと実らせた恋なのに顔も見たくないだなんてかわいそー!不安ながらも腹くくって告白したのにかーわーい――――」



「っせぇええよ!!」







勢い良くドアを開ければそこにはふくれっ面のAの姿。ガキかよ・・・なんてポツリと呟いた。

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御影沙羅(プロフ) - これからも、頑張って下さい!!応援してます! (2015年1月29日 20時) (レス) id: efba3898be (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - 御影沙羅さん» 涙してくれたなんて嬉しすぎます・・・・!!・゚・(ノД`)・゚・ ありがとうございます!これからもよろしくお願い致します(*´∀`*) (2015年1月29日 20時) (レス) id: 199452a05e (このIDを非表示/違反報告)
御影沙羅(プロフ) - 何でかわからないけど54話ぐらいから、涙があふれてきてとまらないよぉぉぉ〜!!(涙) (2015年1月27日 22時) (レス) id: efba3898be (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - 美咲さん» そそそ、そうですか!?:(;゙゚'ω゚'): そう言って頂けて嬉しいです(*ノωノ)  これからもカッコいい沖田くんがかけるよう頑張りますね! (2015年1月23日 20時) (レス) id: cf9d2254e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - あぁ…本当に素敵だと思います。この小説。ドキドキするしキュンキュンする。 (2015年1月23日 20時) (レス) id: 03b867affd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:栗兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kuri-Rito/  
作成日時:2015年1月6日 16時

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