同 担 さ ん は 拒 否 ！ 【 さとみ 】

同担拒否 . 5 ページ6

貴方 side




「 んんん .. まぶし 」




重い体を起こして 、まだ閉じたがる瞼を必死に開きながら ぐーっと 背伸びをする 。


ちらりと時計を確認すれば もう正午 。


結局寝れないかも なんて思ってたけど


案外簡単に寝落ちてしまったし 昼間まで寝てしまっていた様だ 。


最後まですとぷりの配信聞かなかったの初めてかも ..


" ころんくん さとみくん のツイート見よ "


なんて 朝の日課になっている事を しようと 、手元にあるスマホを見詰めると通知が届いておりそこには




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


ころんくん@です @Colon56Nsab

僕の近況報告しかできなくてごめんね www
可愛い子だとついついお酒と話が進んだ
まあ みんなも 僕と会う可能性ありあり ( ﾟдﾟ)

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ｌ
ｌ
ｌ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


さとみちゃん 第五人格 @satomimi__

いや長い討論の結論としては 、
＞＞＞＞ 俺の子 ＜＜＜＜

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


これ .. って 、
夢じゃ .. なかった ？？？


昨日は完全に信じていたがやはり一晩時間が経つと 、長い長い夢だったんだな 。と思っていたけど .!




むに と柔らかい自分のほっぺを摘む




「 痛い ... ってことは ほんとに夢じゃないの ？？ 」




だって 、だってこんなこと 。



ただの大学生が バイト帰りに
大好きなさとみくんの声を 聞きながら
普通の ごく普通の家に向かってたら
ころんくん ( ?? ) にぶつかって
なんか夢みたいな出会い方で ..
それで配信でその事を話してて ..
ツイートまで ...



誰がそんなのすんなり受け入れられるの ！！！

" あー 昨日ころんくんに会ったんだよね 私 "

なんてできないよ ！！！！！！！



ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ




そう一人で悶えてた時 、あまり鳴らない自宅のインターホンが鳴った 。


最近頼んだお洋服かな 、とわくわくしながら

" は 〜 い "

と分かりやすい浮かれた声を出し 玄関へと足を進めた 。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿



少しネタバレになってしまいますが 、
遂に あの人 登場です ( *´꒳`* )

同担拒否 . 6→←同担拒否 . 4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す