好きになっちゃだめ。6

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『ん〜…！！美味しい…』








「だろ？行きつけなんだぜ俺の』








仕事終わってから拓也に
しゃぶしゃぶに連れて来てもらった。









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「…で？内容は？アバウトでいいから言ってみ？」









『えっとー…、北山さんが怒るようなことをしちゃった』








「・・・・いやそれアバウトすぎだろ！」









そう言って笑ってくれた。









『心配してくれてるのに…大まかなことしか言えなくて
ごめんなさい…』









これを相談にしたって北山さんに言ったら
また怒られるんだろうなって思ったから。









「俺に言ったら怒られるの？」








『……うん、それにもう周りに迷惑かけてばっかだから』








「それってさ、北山くんから逃げてんじゃねーの？」









『え……』









北山さんから逃げてる…？私が…？









「まぁもうこれ以上怒らせたくないーみたいな？
これ以上喧嘩したくないー的な？」









拓也はそうサラッと言ってるけど…









『そうかもしれない…』








「…まじ？」









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本当は今すぐにでも会いたくて、
北山さん忙しくてたまにしか言えなかったけど
ただいま おかえり を言い合いたくて、
ぎゅーしたくて、キスもしてほしくて、
私しか知らない北山さんで居てほしくて。









もうこれ以上離れたくない。
別れたつもりではないだろうし、まだ少しでも、
ほんの少しでも私のことが頭によぎったぐらいでも
構わない。
少しでも想っていてくれてるのなら、
ちゃんと距離を戻したい。









せめてでも '' 嫌われたくない '' って想いが
尚更強いんだ・・・・









ただ北山さんに迷惑かけているのなら、
私はもう、離れなきゃいけないんだよ、北山さんから、
きっと。









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♪〜









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＞ 体調悪くなってない？大丈夫か？
．これからご飯食べに行こうと思ってるんだけど、どう？









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『たいぴさん…』









「ん？だれ？」





『え？あっ、ううん普通のお友達…！』





「ふーん」









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> お仕事お疲れさまです ^ ^
．平気です！ありがとうございます！
．実は今ご飯食べに来てて…ごめんなさ




「…俺さ、後悔してんだよ」









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『・・え？』









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