好きになっちゃだめ。３

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あっという間にオーラス終了。









次々とファンの子達が帰って行くから、
流れにそってそのまま私もドームの外へ出た。









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…20分後。









＞さっき通ってきた警備員がいるとこに来て









そう北山さんからLINEがきてた








言われるままにすぐ裏へ行ったら、
なぜか北山さんじゃなくてたいぴさんが煙草を吸ってた。









たいぴさん、煙草吸うんだ…









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『たいぴさんっ…！！お疲れさまです！』









「Aか。ありがと。
あ、こんな姿見せちゃってごめんね。すぐ消すから」






そう言って急いで火を消そうとするから、









『無理に気使わなくて大丈夫ですよ。
私慣れてるので！でもほどほどにしてくださいね』









「はは、はーいっ。お母さんみたい笑」









『お、お母さん！？おせっかいでしたかっ！？！？』







「ふふ、ううん。逆に心配してくれてありがたいよ。
煙草慣れてるの、北山もしかしてAの隣で吸ってんの？」









『え？北山さん煙草吸われるんですか？』








「え、知らなかった？
あいつ、俺がみかける限り一日に二本は吸ってるよ」









うわお…




初耳なんですけどー……









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「楽しんでくれた？ライブ」








『あ、はい！とってもとっても楽しかったです！
皆さんカッコ良かったです！』









「嘘つきー。A、北山ばっか見てたでしょ」









な、なぬ…。





なぜそれを……。。









「俺一応Aのこと探しててさ、
あ、いた！って思ったら
どこか遠くの方ぼんやり見つめてて、それが向こうにいる
北山だったから」









『恥ずかしいんですけど…
無意識で北山さんばっか見てました…///』









わーもう…自分で言って自分だけ照れてる…









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「…そっか。北山はいいね」









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『え？』









「…あ、ううん。なんもない」









……？









「それよりなんでここにいんの？」








『北山さんに呼ばれたんです、ここに来てって』









「 そうなんだ。じゃあもうすぐ…




「藤ヶ谷、お前何してんの？」









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…若干怒り気味の北山さん登場です。




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