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二階堂さんと別れてから、
どこへ帰ればいいのかわからなくて
とりあえず北山さんのお家へ。
.
北山さんが手に握ってた鍵をそっと貸してもらって
玄関を開けた
.
『北山さん…!お家ですよ。
たくさん飲んじゃったんだから、
ゆっくり休んでくださいね』
ーグイッ
「まだ一緒にいてよ」
もう時間も時間だし、帰ろうって思った途端に
腕引っ張られて引き止められた
顔はほんのり赤くなっちゃってるけど、
さっきぶりに聞いた北山さんの声に反応しちゃって、
キュンてしてしまった…
.
.
.
「今日泊まってって〜」
『なっ、なにを言ってるんですか!?!?///
そんなのだめですっ!///
それに北山さん、明日仕事でしょ…?』
男性の家に泊まる、プラスこの人はアイドルという
エリートコースである上に、
何度も何度も泊まってしまって今更バカだと、
最近気付き始めた今日この頃なのに、
「だーいじょぶっ。明日昼からだもーん」
…あ、二階堂くん確かそう言ってたっけ…
『じょ、冗談はやめましょうっ』
ソファに座り直した私。
「ねぇー二階堂となに話してたの〜〜?」
『えっとですね、キスマイのらいっ……』
『じゃなくて、北山さんのお話ですね、はい!』
「俺のー?」
『い、いつもキスマイのために頑張ってくれてるって
言ってました!』
…二階堂くんごめんっっ、許して!
「そっかー。俺の話ねー」
.
.
「泊まってってよ」
…
……な、なに、今の…
沈黙からのツンデレ登場みたいな!?!?
いやいや、騙されちゃだめだ。
『ダメですってばっ…!北山さんお疲れでしょう?』
こんなおばさんくさいこと言ってみても
.
「疲れてない」
.
こうやって子供みたいな返事が返ってくるのです
.
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赤ずきん(プロフ) - tama317mitsu917さん» コメントありがとうございます(^^)すごく励みになります!更新がんばりますね!また立ち寄ってください♪ (2016年9月12日 1時) (レス) id: 2bf0fe5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
tama317mitsu917(プロフ) - 初めまして、いつも更新楽しみにしています(*^-^*)みっくん大好きで、読んですぐに引き込まれちゃいました《*≧∀≦》更新ガンバってくださいね♪ (2016年9月9日 23時) (レス) id: 497fc04ede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかやま。 | 作成日時:2016年8月23日 0時