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「…どした?」
『え…?』
「今日あんま元気ない」
『そ、そうですかっ…?いつもの私ですよ…?』
「ちがう」
「…なんかあった?」
.
私、守備力なさすぎだ…
.
『…北山さんは、本物の北山さんですか…?』
…言っちゃった
「…え?」
…ですよね
『…私、時々わかんなくなっちゃうんです。
北山さんはこうやって忙しいのに電話してくれて、
ご飯も一度だけですけど連れて行ってくれて』
「…うん」
『嬉しいです。だけど、
私と接してくれてる北山さんは
ほんとにテレビに出てる北山さんなのかなって。
私の感覚がおかしいのかなって思っちゃって…』
「…そっか」
…きっと今電話してる北山さんは、
本物の北山さんだろう。
いや、本物じゃなきゃおかしい。
だけど、まだ信じれてない自分が少しだけあるの。
.
「…Aちゃん、前に俺が言ったこと覚えてる?」
『え』
そ、それはー…
こないだのす、すき?とか言われたやつ…?
「あれ忘れてって言ったけど、もかっい言うね」
.
.
「俺はAちゃんが、好きです」
.
…ほんとに?
これは、ゆめ…?
待って待って
『あ、あのっ…///
それは、本当の北山さんが思ってることですか…?』
「うん。
アイドルのキスマイ北山さんが言ってることですよ」
『えっ…いやっ…あのっ…えっ…』
どうしよう…
これは、こ、こ、こくはく……?
「ぷっ。動揺しすぎ」
笑われた私。
‘‘ 久しぶり ”
なぜか給湯室で初めて会った日に言われた拓也の言葉。
.
「初めて雪が降ったときに、ぶつかったの覚えてる?」
『…はいっ…』
「正直なとこ、そんときから気になってた」
へへって照れてるだろう北山さん。
そんな前から…?
.
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つゆ(プロフ) - やっと告白したのに何でこうなるのキスマイの皆で2人を守って (2016年11月19日 8時) (携帯から) (レス) id: 2be05844cb (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 玉ちゃんさん» 返信遅れてすみませんっ!そう言っていただけて嬉しいです!早くみっくんとの甘々な生活、書けるように頑張りますっ! (2016年8月7日 1時) (レス) id: 2bf0fe5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
玉ちゃん - 甘いみっくん、めっちゃ見たい(≧∇≦) 更新楽しみにしてまーす(*^◯^*) (2016年7月30日 22時) (レス) id: ce3731fc74 (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 玉ちゃんさん» コメントありがとうございます!ハマっていただけて嬉しいです!これからちょっと甘いみっくん見れるかもしれません!笑。それほど小説上手く書けないので期待しない程度に読んでいただけたら幸いです!!また更新しますね! (2016年7月30日 1時) (レス) id: 2bf0fe5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
玉ちゃん - この小説にはまりました(^◇^) (2016年7月29日 17時) (レス) id: fd899c3d65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかやま。 | 作成日時:2016年7月10日 23時