52 北山さんside ページ5
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「どしたのミツ、テンション低いじゃん」
どしたもこうしたもねーよ…
「なぁ二階堂、俺ってバカだよな」
収録の休憩中、
メンバー全員がいる前でこんなことを言ってみた
「え?何言ってんの笑。
背がちっちゃいわりには頭はいいと思うよ」
「やかましいわ」
あーマジうぜー…笑
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「Aちゃん?」
そう言ってきた玉森。
「…おう。
言っちゃったんだよ…」
「…まじで?」
「えぇ!?!?ミツAに好きって言ったの!?」
「バカッ…!声でけぇわ!!」
あー失礼失礼って、横入りしてきた二階堂
「…言っちゃったんだ」
ポツリと端っこで藤ヶ谷が呟く
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「俺だって、あのタイミングで言うなんて
自分でも思ってなかったんだぞ?でもAちゃんが、 俺と話してたら楽しいって言ってくれて、
そう言ってAちゃんが笑ってるとこ、
電話越しでも浮かんできて分かるわけ」
「それだいぶ重症じゃん…笑」
「そしたらさ、なんか感情が湧き出てきて、
勢い任せで好きって言ってしまった」
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「向こうの返事は?」
「…俺が自分から忘れてって言った」
「なんでだよーっっ!!バッカじゃねぇのっ!?
男は一度言ったらストレートにいくもんだろ!!」
「…んなのわかってる」
二階堂との言い合いに、
「北山、そうとうAのこと深く考えてんだな」
って藤ヶ谷が言ってくれた。
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当たり前じゃん、俺の好きな子だもん。
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それに深く考えなきゃダメに決まってんじゃん
向こうは一般人。
相手が女優とかモデルだったら分かってもらえるだろうけど、
一般人を好きになるって、
一応アイドルの俺にとっていいことなのかわからない
なぜか。
それはファンの子たちの目があるから。
きっとAちゃんだって急に言われて困るに決まってる
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…今の俺、ヒモにくくりつけられてるみたい。
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つゆ(プロフ) - やっと告白したのに何でこうなるのキスマイの皆で2人を守って (2016年11月19日 8時) (携帯から) (レス) id: 2be05844cb (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 玉ちゃんさん» 返信遅れてすみませんっ!そう言っていただけて嬉しいです!早くみっくんとの甘々な生活、書けるように頑張りますっ! (2016年8月7日 1時) (レス) id: 2bf0fe5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
玉ちゃん - 甘いみっくん、めっちゃ見たい(≧∇≦) 更新楽しみにしてまーす(*^◯^*) (2016年7月30日 22時) (レス) id: ce3731fc74 (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 玉ちゃんさん» コメントありがとうございます!ハマっていただけて嬉しいです!これからちょっと甘いみっくん見れるかもしれません!笑。それほど小説上手く書けないので期待しない程度に読んでいただけたら幸いです!!また更新しますね! (2016年7月30日 1時) (レス) id: 2bf0fe5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
玉ちゃん - この小説にはまりました(^◇^) (2016年7月29日 17時) (レス) id: fd899c3d65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかやま。 | 作成日時:2016年7月10日 23時