好きになっちゃだめ。２

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「二階堂と藤ヶ谷、
あいつら初日から呼び捨てだったじゃん？
あれ結構、ずりーって思ってたんだよねー」









「まぁ嫉妬ってやつ？」














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…あなたの最後の発言は、


ただただチャラいのか、
本気で言ってくれてるのか、区別がつきません。









嫉妬…。






アイドルが一般人の私なんかに嫉妬するのかなぁ…。









でも、んふふって笑う北山さんに









『大丈夫ですっ、
私、北山さんじゃなきゃドキドキしないです…///』









いつの間にか口にしてたよね、このセリフ。









そしたら急に黙り込んだ









キモいって思われた…？








私が深く考えすぎた…？









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「…その言葉、信じてい？」








不安そうに切ない目で見てくるから、









『ふふ、もちろんです。北山さんが一番です』









私も素直に答えた。









「ありがと、A」









『…///』









名前呼ばれるたびに緊張してたら
今後どう接すればいいの…///









「はは、また照れた」









『てっ、照れてませんっ！！///
それよりオムライス、出来ましたっ…！///』









「お、うまそー！いただきます！」









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「やっぱA天才だわ。めっちゃ美味い」









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口いっぱいにオムライスを頬ばる北山さん、
たとえそれがお芝居だとしても嬉しいです









好きな人に自分の作った料理を褒めてくれるの、
女の子誰しもの願いだもんね。









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『北山さん？』









自分もご飯食べて、洗い物してるときだった。









もちろん北山さんの家で洗い物するのは
すっごく新鮮だったけど、、



ソファに寝っ転がりながらテレビ見てる北山さんを見たら、


ほんとに芸能人かって思っちゃう笑。









『ソファだからここで寝ちゃったら
腰痛くなっちゃいますよ、ベッドで寝てくだっ…』








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…爆睡してる北山さん。








お仕事大変だもんね、

何十万人のファンのためにバラエティで頑張ってるんだもん







今日もお疲れ様です、北山さん。




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