6 北山さんside ページ6
「ミツー」
.
.
.
「ミツ！！」
ハッ
「ん？」
「気づくの遅ぇよ〜、なんかあった？」
.
「いや、別に」
.
なんでだろう
昨日の女の子のことばっか頭に浮かんでくる
.
「なぁ二階堂、」
「俺らってさ、知名度まだまだなんだな」
.
「どしたの急に笑。
やっぱ何かあったんでしょー」
「じゃあもしお前が女の子とぶつかったとするぜ？ んで、こっちじーって見てきたらバレたって普通思うだろ？」
「バレたって思ったのに、
ふわって笑顔見せてくんだ、お前ならどうする？」
.
「おっ、なになに、まさかの一目惚れ〜？？」
一目惚れ…
んなわけねー！この俺が。
「お前マジあてにならねー笑」
「うわひっどっ、俺よりちっちゃい君に言われたくないね」
「はぁー！？おまっ、ケンカ売って…」
.
「ミツたちうるさい笑。廊下まで聞こえてる笑」
そう言って楽屋に入ってきたのは
ゆるふわ王子の玉森。
俺らはいっつもこんな感じ！
.
あ、タマなら真剣に答えてくれんじゃね？笑
.
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作者名：あかやま。
| 作成日時：2016年5月22日 21時
