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「なにー」
「今なにしてんの？」
「ご飯食べに来てる〜」
まじか〜って北山さんの声が。
わざわざ二階堂くん、私に聞こえるように
スピーカーにして北山さんと電話してる
「俺も行っていい？」
「えー、だめー」
「なんでだよ笑。誰いんの？」
「ガヤさん、」
「藤ヶ谷？珍しいじゃん」
「…と、A」
.
突然の沈黙。
藤ヶ谷さんと二階堂くんは笑うのをこらえて
手を口にあててる
.
「今なんつった？」
「だから、Aもいんの」
「お前まさかっ…！誘っ…！」
「そんなことしーないー」
.
『…ふふ』
今のやりとり聞いてたら、自然と笑っちゃった
ほんとキスマイ、仲良いね
.
「…Aちゃん？」
…！
(返事くらいしてやって)
って、笑いながら小声で二階堂くんが言うから
『…Aです///』
「まじでいんの！？
え、ちょ、は、うそだろ〜…」
.
「Aちゃん、やっぱり俺も行ってっ…」
「はい会話のやり取り終了ー！」
「は！？おまっ…最後まで話させろーっ！」
「北山、Aちゃん腹減ったんだって。
また後からでも電話すればいいじゃん」
『ちょっと藤ヶ谷さんっ…！///』
私そんなこと一言も言ってないんですけど！
「んじゃ、そういうことで、さいなら」
「二階堂お前なめんなっ…」
ブチッ
あーあ。
北山さん、かわいそー…笑。
「ごめんねA、ミツ呼ばなくて」
『え？あ、大丈夫ですよ、ははは…』
.
「とりあえず食べよ笑」
と藤ヶ谷さんが言って、仲良くわいわい食べ始めた
「あ、Aちゃん、俺にはさん付けしなくていいよ？」
『だ、だめです！藤ヶ谷さんって呼びます！』
「俺もAって呼ぶから、ね？」
…可愛すぎる
プライベートの藤ヶ谷さん…
『…じゃあ、冒険して！！
…たいぴさん///』
「はははっ、いいよ」
そして電話番号も交換した。
.
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作者名：あかやま。
| 作成日時：2016年5月22日 21時
