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言われた言葉に頭がついていってない
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『え…っと…///』
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「…ってごめん、俺キモいね。」
「彼女とかでもないのに、そんなこと言うのダメだね」
『や、そういうんじゃなくて…』
「風邪移ったらヤバいから帰ってもらっていいよ」
あーあって笑う北山さん。
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‘‘ 彼女でもないのに ”
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そんなの、当たり前。
…当たり前なのに、なぜか私の胸にグサッて刺さった。
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『あのっ…！北山さんが良いのなら…、』
『もう少しだけ、居てもいいですか…？』
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これが今の私の本性。
ほんとはもっともっと北山さんと一緒にいたい
1分でも、1秒でも、
大好きな憧れの人と一緒に居られるって、
どれだけ幸せなんだろうって。
電話してるときだってそうだった。
切れた瞬間、どこかで寂しくなる私がいる。
こういうお願いを、
私からしちゃいけないっていうのはわかってるけど
ちょっとくらい、攻めてみてもいいよね…？
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「…まじで居てくれんの？」
『北山さんが嫌だったらかえりっ…』
「帰んなくていい帰んなくていい！
一緒に居たいって言ったの俺だから！」
『じゃあ…/// あとちょっとだけ居させてもらいます…///』
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さっきの言葉にまたキュンとしてしまう。
なんでもかんでもキュンてしちゃうのが、
私のいけないとこでもあるけど。
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「てかむしろずっと居てくれてもいいんだけどな…」
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『…何か言いました？』
「ううん、なんも」
ボソッと呟いた北山さんの言葉が、
聞き取れなかったみたい。
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作者名：あかやま。
| 作成日時：2016年5月22日 21時
