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「へ？ってどしたの？笑」
Aちゃんかわいー笑ってからかってきた
『もー北山さんっ、可愛くなんかないですっ…！///』
.
あはははって笑うあなたの笑顔は、
テレビからみてるあなたの笑顔と同じだけど、
やっぱりなんか違う。
近くで見たほうが、ずっとずっとキュンってする
.
「Aちゃんは、俺たちが出てるバラエティとか
見たことある？」
『あーっ…何回かは…あります』
「そっか。俺たちまだまだだなぁやっぱ」
いやっ！違うの！
ほんとは毎週見てます、録画もちゃんとして。
たださっきから言ってるけど、
オタクとか思われるのが嫌だから。
だから、嘘ついてます、北山さんごめんなさい。
.
.
prrrr…
.
.
「なんだよ…」
『あ、出てきてください、大丈夫ですよ』
「いやだ、出たら俺の気持ちが狂うから」
.
「…ってごめん、意味わかんないよね」
.
…わかったよ
もしかして、元カノさんじゃないの…？
あるいは今の彼女さん…？
女子の私といるって知ったら、怒るからってこと？
.
『彼女さん…ですか…？』
.
こっちをゆっくり見る北山さん
『あっすみません…！
一般人の私に教えるわけないですよねっ！』
.
そうだそうだ、
なに調子に乗ってんの私。
相手はアイドルなんだから、
プライベートくらい勝手にさせてよって話だよね
.
.
.
「…片想い」
.
『…え？』
.
「前まで、俺が片想いしてた人」
.
.
…うそでしょ……？
.
北山さんが、片想い…？
.
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作者名：あかやま。
| 作成日時：2016年5月22日 21時
