18 ページ19
朝起きて携帯を開くと、
LINEの通知が一軒。
.
＞ありがと笑。Aちゃんのおかげで頑張れた☆
.
わざわざ返信返してくれるなんて、
しかも夜中の1時に。
お仕事がんばってるのに、
疲れてるなか返信くれたのは、すごく嬉しかった。
.
ご飯食べに行くまであとちょっと。
ドキドキ…
.
.
＞ごめん！個室来てもらえない？
＞りょーかいです。
.
ドキドキの日がやってきた。
言われたとおり、
お店に入って北山さんがいる個室に案内してもらう
「こちらです」
.
『北山さん…！』
『…え……？』
案内してもらった個室には、
北山さんともう一人いた。
.
「Aちゃんごめん。
こいつ勝手に着いてきただけでっ…」
「やっほー！この子？ミツのうんめっ…」
「ばっ、ばかかっっ！何でもかんでも喋んなっ！」
うんめ…？
.
あの〜・・・
え…っとー…
「こいつのこと、知ってる…？」
.
当たり前です。
キスマイファンですもん、私。
急すぎてパニックになっちゃってるけどね
『に、二階堂さん…？』
「知っててくれたの！？めっちゃ嬉しい！！」
「あんま騒ぐなってさっきから言ってんだろー！？
ここは店なんだっつの！」
.
『ふふっ…』
二人のやりとりが面白くてつい笑っちゃった
.
.
「ほら二階堂。微笑んでる顔、かわいいでしょ？」
『かっ…///かわいい…！？』
今なんて！？
かわいい。。。
北山さん確かにそう言ったよね？
「めっちゃ顔真っ赤になってるA〜！」
「あ”ぁ！？おま、今なんつった！？！？
気安く呼び捨てすんなっ！！」
.
二階堂くんにも茶化され、
今から騒がしくなりそうです。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1712人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかやま。
| 作成日時：2016年5月22日 21時
