恋。２

頑張ってね ページ38

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※「終わらない夏」とは別のお話になります。
また後日更新させて貰います…申し訳ないです(＞＜)




＊＊＊





いつもより早く帰宅した宏光はお風呂とご飯を済ませて
もう既に寝室のベッドでゴロゴロしながら
台本を読み返してた







「ねぇ宏光、」





「んー」





「……頑張ってね？」





「んは、なんだそれ笑」







私はお風呂へ向かう途中に
下着やらバスタオルをもったまま寝室に寄って入って
ベッドの端にちょこんと座った









「だってこういうの初めてじゃん？」








国民みんながあーそれねってわかるほどの
日本の夏の大型番組のパーソナリティに私の彼氏が、
宏光が携わるなんて思ってもみなかったから(失礼)









「お前紅白んときと同じこと言ってんぞ？笑」






「そ、そう？でも宏光なら大丈夫だよ、
先輩もいらっしゃるし無理しない程度にねっ？」









こういう時、どう言葉をかけてあげればいいかわかんない





だって・・・・───────









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「もう寝るでしょ？」





「んー、もう寝るー」





「じゃあお風呂入ってくるね、明日頑張っ

「A」








立ち上がろうとする私を呼びながらゆっくり起き上がって
正面に向けられて宏光に包まれた






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「……俺頑張る」






「…うん、メンバーの皆さんもファンの方もだけど、
一番応援してるから。ずっと見てるね」






「さんきゅ、日曜の夜寝ててもいいから」






「ううん待ってる。
こうやってギューってしてあげるから起きてる」






「いいよ気使わなくて」





「私がそうしたいの」






「じゃあ俺も早めに帰る」






ふふって耳元で小さく笑う彼の声すら愛おしくなって
私もしばらく腕を回して抱き合ってた









・・・・だって、こうして宏光は平気な面しといて
内心で色々抱え込んでるものを溜めてる癖があるから。




私が少しでも軽くしてあげなきゃ。

これが彼女の私の精一杯の役目。







宏光、頑張ってね。






fin.




＊＊＊＊



短くてすみません ^^;
いよいよですね…私も本人同様ドキドキが止まりません。
デビューして10年目にこんな大役を貰える北山くんが
眩しくて仕方ないです…！
どうか無事に終わりますように。
土日ではありますがお仕事や学校がある方も
夜まで頑張りましょうね…！！




何より１番は！頑張れ！！！北山くん！



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