恋。２

年の差彼氏 ページ11

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「ただいま〜」




「おかえり、俺より帰ってくんの遅いって珍しくね？」




「今日すごいお客さん来たんだよね、」






そう言いながらパーカーを脱いで
寝室へ行ってクローゼットにしまう



リビングへ戻るとふと目につけた時計の針は
もう23時を指そうとしていた


と、ソファに恐らくさっき帰ってきたであろう
宏くんが寝転がって携帯をいじってる







「てかお前今テスト期間だろ？
ちゃっかりバイト入れちゃっていいのか？」



「うん、お金も貯めときたいし
働けるときに働いとかないと！」








アイドルをしてる宏くん。

と大学生の私。







バイト先でたまたま飲みに来たのが
宏くんとスタッフさん達だった

アイドルだってことを知らなかったけど、
気になってた、来店してもらう度に。

一人の男性として夢中になってた。








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「わ〜ここの美味しそう」



「実は俺も気になってたんだよね」



「あ、」



「ふふ、付き合う前に俺が言った台詞笑」









ほんとにそう言われた

大学生ってカミングアウトしたときは
目を見開くくらい驚いてたけど笑
(予想より老けて見えてたってことか！怒)



だけどちゃんと私の気持ち伝えて、
彼も伝えてくれてお付き合いをすることになった。







「もう夜遅いし、そこの居酒屋今から行くか」



「えっ！いいの！？」



「おう、バイト頑張ったご褒美」



「でももうご飯食べたでしょ？」



「いいの、Aとの時間も大切にしたいし」



「宏くん…」





すると はぁ... ってため息をつく彼








「…なに？」



「お前なぁ、その上目遣いやめろ」



「え...別にやってるつもりじゃ…」



「外でもやってんのか？」



「だから意識してないからわかんないって！」



「そんなので見られたら襲いたくなるだろ、
今から飯食いに行くってのに」








そう言われて途端に耳が体が熱くなるになる私









「だーーーーもう、早く行くぞ」



「宏くん、」



「ん？」



「私別に行かなくていい」



「は？」



「襲ってくれても…いいよ」







今日はちょっとだけ素直になろっかな

私は今多分ものすごく宏くんを求めてる








「まじで？」



「まじで」



「今日は優しくできねーよ？」



「うんっ、───────」








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…一緒に暮らしたくてお金たくさん貯めてるっていうのは
まだ私だけの秘密。







end(北山さんと付き合いた...黙)

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