１．好きだよ！ ページ2
４月。
桜が舞っている。
新しい景色、新しい靴、新しい自分。
誰もが新しい環境に不安を抱えながらも
期待や希望に満ち溢れ、喜びに胸を躍らせているだろ
う。
そんな中、私はー
「、、、やば。」
遅刻をした。
すぐにベッドから転がり落ち、ぶつけた腰をさすりながら髪の毛を毛が抜けるほどのスピードでとかした。
くしに絡まる沢山の髪の毛に悲しみを覚えつつも、着なれた制服を身に纏った。
うん、今日も可愛い。
、、、え？頭がおかしいって？
いやいや、今更すぎて笑うわww
てか誰も本気で「Aちゃん可愛い！」っていう奴
リアルでいないだろ。
いたら教えて欲しいわ。
そうしてるうちに始業式まであと５分。
少女漫画に憧れて食パンをくわえて家を出た。
ここから学校まで３０分。
ギ、ギリ間に合わないな。(キリッ
にしても食パンくわえながら電車に乗るこのシュールさよ。
恥ずかしい通り過ぎてもはやもう清々しいんだが。
「あ。」
駅も通り過ぎたわクソ。
………………………………………………………………
「、、、って事が朝あったんだよね〜笑」
瑞原「いや馬鹿にも程があんだろ笑」
結局学校着いたらみんな体育館にいて、この状況で突入するのは流石に興ふn(、、、気まずいから、
１人で教室でまってたお★
瑞原「てか今年もAと同クラなことに感謝。」
「それな。」
実は去年も同じクラスだったんだよな〜。
あの時はアイツもいて３人でつるんでたけどね。
「てかアイツって何組？ぱっと見このクラスにいないっぽいけど、、、。」
永谷「２年２組。」
「へぇーそうなんだ。、、、って永谷！？」
永谷「ん。」
瑞原「おーやっふぉ永谷ぁ！」
「やーやーそこのお兄ちゃんや。調子はどうだい？」
永谷「あー、、、お前らと離れたことでやっと俺に平和がもどってきたわ」
瑞原「なんだと」
「あーあ。私は永谷の事が好きなんだけどなー！！」
永谷「えっwww.お前俺のこと好きなの？www.」
「うん、好きだよ！」
永谷「」
瑞原「はっ！！ざまみろ永谷この野郎！！ふははは」
「瑞原のことも好きだよ！」
瑞原「」
永谷「瑞原も同じこといえねえじゃねぇかよ！ww」
「なんかもう２人とも大好き！！」
瑞原「」
永谷「」
ハハッおもろwwwww
「マジ２人しておもろいのなんなんwww」
続く
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作者名：ねみやん | 作成日時：2021年10月18日 19時
