43滴 ページ43
「あれぇ…金魚ちゃん、いなくなった〜？」
リドルさんよりも背の高い方が、リドルさんを潰してる…
『あの…リドルさんが潰れてしまいます…よ？』
「ん〜？あ、金魚ちゃんいた〜。ちっちゃくて分からなかったぁ」
「…フロイド、いきなりはやめないか。それと…今何とお言いだい…？」
「ちっちゃくて〜分からなかったぁ〜って」
ずっとニヤニヤしながらフロイドさん？はリドルさんを見て反応を楽しんでるようで…逆にリドルさんは今にも怒りそう…あと、顔が真っ赤。
『リドルさん、ここは図書室。落ち着いてください』
「…ﾝﾝｯ。すまない、A…。今はフロイドに構ってる暇は無いんだ。行こうか？」
『はい。』
リドルさんが私の手を引いて歩きだそうとしたら、フロイドさんが私の肩を掴んで行くのを阻止された。
「ねぇ〜どこに行くのぉ？オレも一緒に行っていーい？」
『私は構いませんが…リドルさんは？』
「ダメだ、キミといるとロクなことがないからね。」
『だ、そうなので…。』
また行こうとしたら、次は前から同じ顔の方が道を塞いだ。
「おやおや、仲間外れは可哀想じゃないですか？ねぇ、リドルさん」
「ジェイド…」
「そぉそぉ…オレ、仲間外れにされた〜」
リドルさんが2人に色々言われながら。凄く圧をかけられてる…横にいる私は少し恐怖を感じる。
すると、リドルさんに向いてた目が私の方へと向けられた。
「僕はそれもりもあなたに興味がありまして」
『私でしょうか？』
「えぇ。なので、是非ご一緒したく思いましてね…？」
『リドルさんは…？』
リドルさんを見ると、勝手にしてくれと半ば呆れ顔になっていた。
『では、どうぞ…？』
「ふふ…ありがとうございます」
4人で図書室を出る。
すると、すぐにハーツラビュル寮生がリドルさんに駆け寄った。
__「寮長、申し訳ないのですが…次のパーティーのことで…ここが……」
「あぁ…これか……わかった、すぐに向かうよ。
すまない、A。急用が出来てしまったので、また今度でもいいかな？」
『はい、大丈夫です。ではまた今度、ゆっくりお話しましょう？』
「次はボクから招待するよ、また。」
リドルさんは寮生と共に行ってしまった…。
「金魚ちゃん行っちゃったね〜？」
『寮長ですし、お忙しいのですね。』
「そうみたいですね」
「あ、金魚ちゃんいなくなったし、ウチにおいでよ〜」
「そうですね…そうしましょう」
2人は私の手を引いて連れて行った。
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愛羅(プロフ) - 続編も楽しみにさせていただきます。 (2020年8月17日 20時) (
レス) id: 2129d10c64 (このIDを非表示/違反報告)
アリス。(プロフ) - 愛羅さん» 尊敬される程ではないですよ…。更新頻度は低いですが、これからも読んで頂けると嬉しいです。話数がないので続編に移行しますので、続編も引き続きよろしくお願いします。 (2020年8月15日 14時) (レス) id: dfed4aa78b (このIDを非表示/違反報告)
愛羅(プロフ) - 拙い文章で、お恥ずかしいです。本当に、尊敬します (2020年7月29日 3時) (レス) id: 2129d10c64 (このIDを非表示/違反報告)
アリス。(プロフ) - 愛羅さん» ありがとうございます。そう言っていただき嬉しいです。 (2020年7月6日 0時) (レス) id: dfed4aa78b (このIDを非表示/違反報告)
愛羅(プロフ) - この物語好きです。ヴィル様が好きで読み始め、この物語に感動しました。続き、楽しみにしてます！ (2020年6月23日 20時) (レス) id: 2129d10c64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス。 | 作成日時：2020年5月14日 20時
