影山のもう1人の姉は鬼マネージャー2

文化祭だ！Part5 ページ17

月「先輩、大丈夫でした？w」
A「大丈夫！じゃない！」
月「怖いの苦手なんですねw」
A「別に？」
月「じゃあもっかい行きますか？w」
A「それはやだ！」

それから2人はいろんなところを回った。
そして後夜祭。

月「花火そろそろですね。」
月「え、屋上で花火見ます？」
A「ううん。いいとこ知ってんだ。」


Aは月島の手を引っ張る。

月「ここうちのクラスのベランダじゃないですか。」
A「ここめっちゃいいんだよ！」





ドーン。

花火が上がる。

A「ほら！意外と綺麗なんだよ！」
月「そんな言わなくてもわかりますよw」
A「ここ穴場スポットなの！」
月「wwwそうですね。」

キラキラ目を輝かせながら言う。

月「先輩、ほんと子供みたいですねw」
A「お、なんだと？w喧嘩売ってんのか？」
月「可愛いってことです。」
A「え？ﾅﾆｲｯﾃﾝﾀﾞﾎﾞｹｪ…」

Aが日向に褒められた飛雄みたいになる。

月「表情筋ww」
A「いやぁ、褒められるとは…w」
月「先輩はいつでも可愛いよ。」
A「もう恥ずかしいから！」

Aは顔が真っ赤になる。

月「これからは絶対傷つけないから。」
A「それ、さっきも聞いたよ。」
月「約束する。」
A「うん。じゃ、仲直り！」

そう言ってAは月島を優しくハグする。
一生傷つけない。月島はそう心に決めていた。



A「来年は一緒に見れないのが悲しいよ。」
月「一応先輩ですもんねw」
A「なんだと！」

月島に威嚇する。

月「先輩は卒業したら海外ですか？」
A「まぁそうだね。」
月「3年間試合してなくて大丈夫ですか？」
A「部活終わった後毎日のように外部のチームでやってるからさ。」
月「あぁ。だから部活来ない日あるんですね。」
A「うん。烏野の試合の時とかは行ってないけどね。」
月「そのチーム強いですか？」
A「うん。社会人いっぱいいるし、元選手もいるから。」


A「だから、私も負けてらんない。あ、今のうちにサインいる？w」
月「サインもらわなくてもずっと隣にいるんで大丈夫です。」
A「へ？」
月「僕はずっと先輩と一緒にいるつもりですけど？先輩は違うんですか？w」
A「な…ﾜﾀｼﾓｿﾉﾂﾓﾘﾃﾞｽ」
月「聞こえないなぁw」
A「私もそのつもりだボケェ！」
月「よくできましたwww」






2人は最後の花火が打ち上がるまで笑い合っていた。

寂しい。（ネタバレ含みます。）→←文化祭だ！Part4

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