影山のもう1人の姉は鬼マネージャー (ページ36)

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次の日

月「先輩。」
A「ツッキー！どした？」

休み時間に月島に呼び出された。

月「先輩、海外行くんですか？」
A「行かないってばw」月「でも行きたいデショ？」

A「…行かない。」
月「なんでですか？」
A「信じすぎると、裏切られた時怖いから。」
月「そうですか…。」

〜部活〜

澤「A、ほんとに行かなくていいのか？」
A「行かないです。」
菅「チャンスだよ？」
A「もしかして、私このバレーチームに邪魔な存在ですか？」
澤「いや！そうじゃなくて…。」

澤「こんなチャンス、2度とないかもしれないからで…。」

A「…。いいんです。行きません。」

そしてどんどん返答しなければいけない日が迫る。
Aのなかでまだ行きたいという気持ちもあった。

そして12月

明日は影山と月島が合宿に行く日であり、
そして今日はAが答えを言わないといけない日でもある。
しかもチームの監督が直接烏野に来るというとんでもない日だった。

武「Aさん。校長室にもういらっしゃいます。」
A「はい。」

澤「A」

澤村が声をかける。

澤「お前自身が決めることだ。きちんと決めてこい。」
A「はい。」

みんなが優しく見守ってくれていて涙腺が崩壊しそうだった。

武「行きますよ。」

そしてAの姿が見えなくなる。

澤「よし。行くぞ！」
「「「おお！！」」」

みんなは一斉に動き出した。

どこへって？

そう…。

Aのいる校長室前へ。