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数日後
武「Aさん。」
A「あ、はい。」
Aはまた武田先生に連れて行かれた。
田「あいつ、たけちゃんに連れていかれること多くね？」
西「なんかあるんだろ…。龍よ。」
田「おお、ノヤっさん。」
田・西「「(行くぞ！！)」」
2人は部活をこっそり抜けたのである。
数分後
縁「田中と西谷どこいった？」
澤「さっきまでいたよな…？」
菅「トイレじゃない？」
縁「それにしては長くないですか…。」田・西「「…。」」
澤「田中！西谷！どこ行ってたんだ！」
2人が暗い顔をして帰ってきた。
菅「ど、どうした？」
田「あいつが…。海外に行くかもしれなくて…。」
東「また留学か！すごいなぁ。」西「いや、今回は違くて…。」
日「ちわーっす！」
月「…ども。」
山「ちわ〜。」
影「ちわ…ってどうしたんすか？」
縁「あのな、Aが海外に行くかもって話で…。」
影山は日向を睨む。
そして日向はぶんぶん首を振る。
縁「田中たちが聞いたらしいくて…まだ決まったわけじゃないみたいだけど…。」
A「戻りました〜。ってどうしたんですかみんな！」
西「A。」
A「な、なに？」
西「海外に行くって本当か？」
A「あ〜聞いてたの？」
A「誘われてる。けど、行かないよ。」
西「なんでだ？」
A「春高行きたいし。」
西「でも…！」
A「あ、みなさんは気にしないでくださいね？春高に集中してください。」
澤「…あぁ。わかった。でも、俺等には遠慮するなよ。」
A「…はい。」
〜帰り道〜
影「ねぇさんが行かないってあのことがあるからか？」
A「…それもある。」
A「多分本気でバレーしてる人が集まるとこだからさ。そんな心配はないけど…」
Aは唇を噛み締める。
影「怖いんだろ。それは俺もわかる。」
A「だから行かないよ。」
影「でも、ねぇさん前に留学した時は…？怖くなかったのか？」
A「あれはまぁ本気でやってるチームだろうって思ったから。短期間だし。」
影「今回は…？長期だからか…？」
A「それだけじゃなくて…。」
A「烏野の子のバレーチームが好きだから。離れたくないの。」
影「…そんなこと言うと思ってなかった。」
A「ちょっと！そんな薄情者じゃないよ！」
影「まぁ、ねぇさんのしたいようにしろ。」
A「上からだなぁwありがと。」
※月島出番少なくてごめんなさい！
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作者名：拓実 | 作成日時：2021年7月31日 20時
